モデルのケンダル・ジェンナーが自身の抱えるメンタルヘルスの問題を振り返り、同じような苦しみを経験している人たちの助けになりたいと語った。(フロントロウ編集部)

不安障害に悩まされていたケンダル

 リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』への出演で知られるモデルのケンダル・ジェンナーは、2017年と2018年に2年連続で「世界で最も稼ぐモデル」の座に輝くなど、最も成功を収めているモデルの1人としての地位を確立している一方で、以前には「不安障害」に悩まされていた過去があると明かしていたことでも知られている。

 ケンダルは今回、デザイナーのケネス・コールが立ち上げたメンタルヘルスに対する偏見を取り除くことを目的としたイニシアチブ「メンタルヘルス・コーリション(Mental Health Coalition )」を支援するために、朝の情報番組『グッド・モーニング・アメリカ』に出演。自身が経験した過去のパニック発作について振り返った。

画像1: 不安障害に悩まされていたケンダル

 「すごく若かった頃に、息ができなくなってしまった時のことを覚えてる。ママ(クリス・ジェンナー)のところに行って、『ママ、息ができないみたい。何かがおかしい』って伝えたの」と、息ができなくなるような発作が起きた当時を振り返ったケンダル。

 彼女によれば、「もちろんママは私をいろいろなお医者さんのところに連れて行ってくれて、身体を診てもらったんだけど、身体は健康だった」と、当時は精神面ではなく身体の不調だと思われていたといい、「不安が原因だなんて誰も言ってくれなかった」のだそう。

 その後、しばらくの間は発作に悩まされていなかったものの、「3~4年が経った後で、また完全に戻ってきてしまったの」とケンダル。「パニック発作が起きるようになった。そうなったことでようやく、自分に必要な情報を手に入れることができたのよ」と、メンタルヘルスに関する情報をようやく手に入れることができたのは最初の発作から数年が経過してからだったと明かした。

画像2: 不安障害に悩まされていたケンダル

同じような経験をしている人たちの助けに

 「私はみんなに、1人じゃないって思ってもらいたい」と、自分がメンタルヘルスの問題を共有することで、同じような経験をしている人々の助けになりたいと思っていると語ったケンダル。

 今でも時折メンタルヘルスの問題に苦しむ時があるそうで、「あまりやることがない日なんかは、不安になりやすいの」と明かしたケンダルは、「そういう時は自分を落ち着かせて、読書をしたり瞑想したりしてる」と、不安を抱えてしまった時の対処法も共有した。

 ケンダルが出演した『グッド・モーニング・アメリカ』の映像はこちら。

 さらに、ケンダルは自身のインスタグラムにも「メンタルヘルス・コーリション」について説明する動画をポスト。「実際のところ、調子はどう?」とフォロワーに呼びかけた上で、「#HowAreYouReallyChallenge」と題し、今感じていることを共有してくれるよう投稿。次の挑戦者として、キム・カーダシアンや、ジャスティン・ビーバー、ヘイリー・ビーバー、ヘアスタイリストのジェン・アトキンも指名した。

(フロントロウ編集部)

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