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メイクが崩れやすく、テカリやすい夏の強い味方「あぶらとり紙」の上手な使い方&コツを皮膚科医がアドバイス。(フロントロウ編集部)

あぶらとり紙って乾燥しないの?

 おでこから鼻先のTゾーンや口周り、下あごのテカリを抑えてくれる「あぶらとり紙」。夏のメイク直しに欠かせないアイテムだけれど、皮脂を取りすぎるというイメージを持っている人も多く、「肌が乾燥するのでは…?」と思われがち。

 でも実は、ティッシュやハンカチで皮脂を抑えるより、あぶらとり紙のほうが乾燥しないって知ってた? 

画像: あぶらとり紙って乾燥しないの?

 皮膚科医のラムヤ・コリパラ医師によると、あぶらとり紙が吸収するのは、肌の表面にある皮脂のみ。そのため、正しい使い方をすれば、皮脂を取りすぎることはないそう。

 また、オイリー肌以外の肌タイプにもオススメだそうで、コリパラ医師は「とくに皮脂が出やすい夏場やコスメをつけすぎた時など、肌タイプに限らず、肌がちょっと脂っぽいな…と感じたら使うといい」と米メディアByrdieで話している。

上手なあぶらとり紙の使い方

 あぶらとり紙を使うときに、絶対にしてはいけないのが、肌にこすりつけること。ゴシゴシこすったほうが脂が取れると思われがちだけれど、コリパラ医師は「肌に刺激を与えたり、脂を吸収せずに周りに広げたりする場合がある」と説明。

画像: 上手なあぶらとり紙の使い方

 あぶらとり紙を使って皮脂を上手に取るポイントは、肌に優しく当てて、数秒間動かさないこと。そうすることで、気になる皮脂だけが紙に吸収され、テカリ知らずのさらりとした肌に仕上がるそう。

あぶらとり紙は、あくまで応急処置

 しかし、あぶらとり紙は、あくまで日中のテカリやメイク直しなどの“応急処置”に便利なアイテム。多くの専門家が、あぶらとり紙への頼りすぎには注意するよう忠告している。

画像: あぶらとり紙は、あくまで応急処置

 皮膚科医のリタ・リンクナー医師は「もし、過剰に分泌された皮脂がニキビの原因になっているのであれば、あぶらとり紙では解決しない。根本的に脂の分泌を減らしたいのなら、レチノイドをベースにしたナイトクリームやジェルなどの外用薬を使うことをオススメする」と米メディアInto the glossで明かした。

 あぶらとり紙は上手に使えばキレイにメイク直しができる優れもの。とくに肌が脂っぽくなる夏の季節は、こっそりポーチに忍ばせておくと便利かも。(フロントロウ編集部)

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