“2世セレブ”で俳優のゾーイ・ドゥイッチが新型コロナウイルスに感染していたことを告白した。(フロントロウ編集部)

ゾーイ・ドゥイッチが新型コロナ感染&完治を公表

 Netflixのオリジナルドラマ『ザ・ポリティシャン』のインフィニティ役で知られる俳優のゾーイ・ドゥイッチ(25)が新型コロナウイルスに感染し、1ヵ月近く闘病生活を送っていたことを米Vultureに寄稿した手記のなかで明かした。

 ゾーイによると、新型コロナウイルスに感染したのはアメリカで非常事態宣言が発令され、各州で外出禁止令などの措置が取られた3月上旬よりも前のことで、ゾーイのほかに親しい友人数名の感染が確認されたという。感染経路は不明で、検査で陰性になるまでに1ヵ月近くかかったそう。

画像: ゾーイ・ドゥイッチが新型コロナ感染&完治を公表

 また、すでに報じられているように症状は人によって様々で、ゾーイは「私の場合、喉の痛みがあったのと、熱に浮かされて正気を失いそうになった。(新型コロナに感染していない)普通の時に、たまに“正気を失いそう”と感じるのとはまったく違うものだったわ。友人の1人は、味や匂いを感じなくなったそうよ。別の友人はごく普通の風邪のような症状で病院に行ったら感染が発覚して、また別の友人は症状がまったくなかった」と、自分を含め、新型コロナウイルスに感染した友人グループのメンバー全員が異なる症状もしくは無症状だったと語った。

 “完治”してから、かれこれ2ヵ月近く自主的に隔離生活を送っているというゾーイ。外出は必要最低限にとどめ、出かける際は必ずマスクを着用しているそうで、「説教臭くなるのは嫌だけど、外出する時にマスクを着用することはとても重要よ。みんな、自分だけは大丈夫とか、自分は感染していないとか、これはアレルギーによる症状だとか思ってるかもしれないけど、(検査をしてない以上は)感染していないとは言い切れないでしょ」と警鐘を鳴らした。

 ちなみに、ゾーイは映画『恋しくて』や『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』で知られる映画監督のハワード・ドゥイッチと、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で主人公マーティの母を演じた俳優のリー・トンプソンを両親に持つ生粋の2世セレブ。

画像: 左から映画監督のハワード・ドゥイッチ、俳優のリー・トンプソン、新型コロナ感染を公表したゾーイ・ドゥイッチ。

左から映画監督のハワード・ドゥイッチ、俳優のリー・トンプソン、新型コロナ感染を公表したゾーイ・ドゥイッチ。

 裕福な家庭に育ち、恵まれた環境にいるからこそ、今回、すぐに病院で検査を受けて治療を受けることができたが、世の中にはその特権を持たない人が大勢いることから、ゾーイは「外出する時は必ずマスクを着用して、より一層気をつける必要がある」と感染防止対策の徹底を呼びかけている。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.