アリアナ・グランデの公演での爆破テロから今年で3年
2017年にデンジャラス・ウーマン・ツアーで全世界を周っていたシンガーのアリアナ・グランデ。アメリカでのツアーを終え順調に進んでいたなか、5月22日にイギリス・マンチェスターで行なわれたコンサートの終演後、139名が重軽傷を負い、22名が亡くなるという痛ましい爆破テロ事件が発生。
予定されていた公演は中止となり、アリアナは母国アメリカに帰国したものの、その数週間後の6月5日にはマンチェスターに戻り、慈善公演を開催しステージに復帰。当時の恋人であるマック・ミラーをはじめ、マイリー・サイラスやジャスティン・ビーバー、リトル・ミックス、ケイティ・ペリーなどが慈善公演に参加し、アリアナをサポートする姿勢を見せた。
その後、アリアナは同事件がきっかけとなりPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症。そんな忘れたくても忘れられないほど衝撃の爆破テロ事件から2020年で3年目を迎え、アリアナはこの日を前にファンへ自身のインスタグラムからメッセージを送った。
「今週の記念日に向けて、悲しみと途方に暮れるほどの重い気持ちを抱えている皆さんへ私の愛を送りたいと思います。この事件が私たち全員に影響をおよぼさない日なんて1日もありません。私は今週、そして週末も、ずっとあなたたちのことを思っています。私の心と想いと祈りは、いつもあなたたちと共にあります」
このメッセージには、黒いハートの絵文字と、アリアナがタトゥーでも入れ、楽曲「ノー・ティアーズ・レフト・トゥ・クライ」のMVにも登場した、マンチェスターのシンボルでもあり、事件以降は、爆破テロの被害者たちへの追悼や支援の意味を併せもつ蜂の絵文字が添えられていた。
アリアナは毎年爆破テロ事件があった5月22日に何らかの形でメッセージを発しており、今回も離れていてもいつも一緒ということをファンに伝えた。(フロントロウ編集部)