今どき日記なんて…と侮るなかれ! じつはセレブのなかにも実践している人が多い「日記」を活用したストレス解消術で、“心のケア”をしてみませんか? (フロントロウ編集部)

「日記」を書いてメンタルデトックス

 日記にはその当時の思い出や記憶を記録する以外にも、“嬉しい効果”があるってご存じ? 

 たとえば、心配事や悩み事を多く抱える人はそれを日記に吐き出すことで、ストレスを軽減する効果があったり、ネガティブ思考の人は日常で“ありがたい”と感じることを書き起こすことで、物事のポジティブな面を見ることができるようになったり、自分の内に秘めているものを書き出すだけで心がリフレッシュできると言われている。

画像: 「日記」を書いてメンタルデトックス

 じつは、職業柄、何かとストレスが多いセレブのなかにも日記をつけている人がたくさんおり、日々のメンタルケアの一環として取り入れられている。というわけで、今回は日記を書いてメンタルデトックスを行なっているセレブを何人かご紹介。

セレーナ・ゴメス

 専門の医師から双極性障害(別名「躁うつ病」)(※)と診断を受けたことを、今年4月に公表したシンガー兼女優のセレーナ・ゴメスは、気が向いた時に日記を書いて気持ちを落ち着かせているそう。セレーナはそのほかにDBT(弁証法的行動療法)に関する本を読んだり、1日の終わりである夜に散歩に出かけたりして、自分に合った方法で“セルフメンテナンス”を行なっている
※双極性障害とは、気分が高揚する「躁状態」と気分が落ち込む「うつ状態」が繰り返される精神疾患のこと。つねに症状が現れるわけではなく、躁状態でもうつ状態でもない、いわゆる普通の状態があることが特徴。 

ショーン・メンデス

画像: ショーン・メンデス

 不安障害との闘いについて歌った大ヒット曲「イン・マイ・ブラッド(In My Blood)」で知られるシンガーのショーン・メンデスは、「真実は…(Truth is…)」という名前がつけられた日記を使ってうっぷんを晴らしている。

 ショーンは以前出席した音楽関係のイベントで、「その日記に書かれている事柄はすべて“真実は…”というフレーズで始まるんだ。そこには真実だけが書いてある。普段生活していると、自分自身や自分の人生に対して嘘をつくことや、誰かに対して何か思うことがあっても、真実を言えないことがたくさんあるでしょ?それが全然はっきりしていないことでも、どんなにクレイジーなことでも、とりあえず『真実は…僕はこういう風に感じている』って書き出すんだ」と、この日記の趣旨について説明している

デュア・リパ

画像: デュア・リパ

 先日、モデルでアクティビストのアジョワ・アボアーのポッドキャスト番組『Gurls Talk(原題)』に出演し、メンタルヘルスケアについて語ったシンガーのデュア・リパは、コロナ禍にできるセルフメンテナンス法のひとつとして日記をオススメ。

 「とりあえず紙を用意して、そこに今自分の頭の中にあることを何でもいいから書いてみて。支離滅裂で、意味がわからなくてもかまわない。でも、絶対に効果を感じられると思う」と、日記がもたらす“良い効果”を保証している。

クリスティーナ・アギレラ

画像: クリスティーナ・アギレラ

 元ディズニー・チャンネル・スターで、幼少期からショービズ界で活躍するシンガーのクリスティーナ・アギレラも“日記信者”の1人。

 つい先日、過去の日記の内容の一部を外部の人とシェアすることで、お互いに励まし合うことを目的としたキャンペーン「ダイアリー・デアーズ・チャレンジ(Diary Dares Challenge)」を始めたクリスティーナは、日記が持つ力について「(日記のおかげで)地に足のついた考え方ができるし、必要なことにだけに集中できる。仕事関係で耳にする“雑音”を無視して、自分の声だけを聞くことができるの。日記を読み返すことで、これまであった出来事のおかげでここに導かれ、今の自分がいるんだと感謝の気持ちが湧いてくる」と力説している。

エマ・ストーン

画像: エマ・ストーン

 不安症やパニック障害を公表している、映画『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したエマ・ストーンは、不安に思っていることや、心配に感じていることをすべて紙に書いて発散。

 「不安に苦しんでいる時は、心配事をひたすら書き出してる。何を書くかは考えず、後から読み返したりもしない。紙の上に気持ちを吐き出すのは、私にとってはすごく効果的」と、チャリティ団体が主導するコロナ禍のメンタルヘルス啓発キャンペーン「#WeThriveInside(ウィー・スライヴ・インサイド)」で語っている。

 専門家によると、これは不安障害を抱える人の治療によく用いられる方法だそうで、エマのように“寝る前”と時間を決める必要はなく、書きたい時に書けばいいそう。

カミラ・メンデス

画像: カミラ・メンデス

 青春ミステリードラマ『リバーデイル』のヴェロニカ役でブレイクした俳優のカミラ・メンデスは、同ドラマで共演するシェリル役のマデライン・ペッチに勧められたことがきっかけで日記を書くのが習慣に。

 日記と出会う前のカミラはネガティブなことにばかり気がいってしまい、そのほかの素晴らしいことを忘れがちだったのが、日記を書くようになってから変化。日々の小さな幸せを日記に綴ることで、「じつは、毎日のように良いことが起きていることに気づけた」と自身のインスタグラムで明かしている。(フロントロウ編集部)

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