映画『ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから』
2020年5月1日に配信開始したばかりだというのにもかかわらず、世界中で反響を呼んでいる本作。アメリカの田舎に住む主人公で優等生のエリーは、アメフト部のポールからラブレターの代筆を頼まれるが、その相手はエリーも密かに想いを寄せるアスターだった…。映画や本からの引用など、オタク心をくすぐるユーモアたっぷりのストーリーの中、様々な悩みを抱えながらも心に大きな情熱を持った少年少女の高校生活に心躍る!
ドラマ『私の“初めて”日記』
主人公はインド系アメリカ人のデービー。辛い経験を経て、新学期からはイケイケな高校生活を送ることを心に決めるものの、短気な性格や過去のトラウマ、親からの監視など、様々なことが災いしてなかなかうまくいかない。主人公の葛藤は共感できるところも多く、最後には号泣必至! 『オーシャンズ8』などで知られるミンディ・カリングがエグゼクティブプロデューサー、脚本家として参加している。
ドラマ『ノット・オーケー』
映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』で一躍人気になったソフィア・リリスが主人公のシドニーを演じる本作は、チャールズ・フォースマンによるコミック『I Am Not Okay With This』が原作のドラマ。学校生活になじめず、家庭も問題を抱えており、実は親友に恋しているけれど報われない…。シドニーは毎日自分を卑下して、落ち込んでばかり。そんなある日突然超能力に目覚め、さらに彼女の悩みは増えていく。本作には、同じく『IT/イット』シリーズで共演したワイアット・オレフが登場する。ゆる〜い隣人を演じているワイアットの演技にも注目。
映画『最高に素晴らしいこと』
『マレフィセント』シリーズや『20センチュリー・ウーマン』に出演したエル・ファニングと、映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』や『名探偵ピカチュウ』に出演したジャスティス・スミスが共演した本作は、心に傷を負った2人の若者が出会い、互いに少しずつ変わっていくというストーリー。心の痛みに迫った本作は、とても重く、辛いストーリー展開。けれども、エルが演じる影のある少女は繊細で美しく、必見。
ドラマ『セックス・エデュケーション』
Netflixの大人気ドラマシリーズ『セックス・エデュケーション』は、童貞の男子高校生オーティスがひょんなことから学校でセックス問題相談クリニックを開くことになるというストーリー。セックスの悩みにとどまらず、家族、友情、学校生活など、様々な苦悩に直面している学生たちが、自分たちなりにそれを乗り越えていく様子がとっても素敵。すでにシーズン3の配信も決定している。
『欲望は止まらない!』
太っていることが理由でいじめを受けていた主人公パティ。ある日顔面にパンチを受け、1ヶ月の治療を受けることに。その結果、スリムな体型をゲットした彼女は、イケてる女の子になって新学期を迎え、いじめっ子たちに復讐するというストーリー。これまでとは打って変わって超アグレッシブになったパティは、何かを手に入れるためには手段を選ばない過激女子に。そんなダークコメディな本作は、1話45分程度で見ることができ、現在シーズン2まで配信済み。
『ザ・ポリティシャン』
本作はカリフォルニアの高級住宅街を舞台に、とあるセレブ高校性がアメリカ大統領になる夢をつかみ取るための第一歩として、生徒会長を目指す青春ドラマ。ドラマ『Glee/グリー』の政治版という呼び声も高く、「殺す」や「暗殺」などの過激な言葉も飛び出し、もはや学園ものというよりは政治サスペンス。高校生なのに買収や汚職、不正投票など、政治的な問題を次々描き出しているさまは、現代社会への強いメッセージが込められている。
青春の苦悩をリアルに綴った、明るく前向きで、時には恐ろしいティーン作品の数々は、どれも傑作揃い!ぜひNetflixでチェック。(フロントロウ編集部)