トム・ホランドが自主隔離生活中に弟の髪をカット、腕前がプロ並み

弟ハリーのヘアカットに挑戦したトム

　ここ日本ではようやく全都道府県で緊急事態宣言が解除され、少しずつ元の日常を取り戻し始めているところだけど、外出が制限されていたなかで美容院になかなか行けなかったという人も多いはず。美容院になかなか行けないとなると、残されている選択肢は2つ。次に美容院に行ける日まで髪を伸ばし続けるか、もしくは、自分自身や友達の手でセルフで髪を切ってしまうか。

　そんな状況の中で、セルフカットに挑戦しているセレブたちも多い。コロナ禍で思い切ってセルフカットで坊主にするセレブたちが続出していることは以前、フロントロウでお伝えしたけれど、今回また1人、セレブが新たにセルフカットに挑戦した。

　映画『スパイダーマン：ファー・フロム・ホ―ム』などで知られる俳優のトム・ホランドは今回、現在共に自主隔離生活を送っている弟のハリーのヘアカットに挑戦。驚くべきは、バリカンを使って坊主にするような、素人でも手が出しやすそうな髪型にするのではなく、髪を短めにカットして整えるという、器用さや技術が求められそうな髪型にトムが挑戦したということ。

　とはいえ、トムが選択したのは、ただ自己流でカットするのではなく、プロに教わりながら髪を切るという堅実な方法。トムはヘアスタイリストのクリスティーン・ネッリと共にインスタグラムでライブ配信を行ない、クリスティーンにカットの仕方を教わりながら弟ハリーのヘアカットに挑戦した。

教わりながらカットを進めていくトム

　マネキンをカットしながら助言をくれるクリスティーンに教わるがまま、トムはハリーの伸びた髪をゴムで上にまとめ上げ、美容師さながらにコームとバリカンを両手に持ちながら髪をカットしていく。トムは後ろの髪からバリカンを入れ始めたのだけれど、慣れていないこともあって、ハリーにはそれが少し痛かったよう。「もう少し滑らかな感じでお願い」というハリーからのアドバイスを受けながら、トムは少しずつカットを進めていく。

　トムは「まるでプロみたいだよ」と冗談まじりに自分自身を褒めながら進めていくのだけれど、途中、バリカンで自分の手を切ってしまったのかと勘違いして大声を出すというお茶目な場面も。

　後ろとサイドの髪を切り終えた後は、ハサミを起用に使いながら前髪やトップを整えていくトム。

プロ並みの完成形

　そして、最終的に完成した髪型がこちら。

　特に髪の長さがまばらになっている様子などもなく、プロに教わったということを差し引いても、見事な仕上がりと言えそう。トムも我ながら自分のカットの結果に驚いたようで、動画の中で「実際のところ、自分を誇りに思っているよ」と語っているほか、ハリーも「見栄えはいいと思う。すごく満足しているよ」と語っており、お互いに満足のいく出来になったよう。

　実際、ハリーはトムがカットしてくれた新しい髪型をかなり気に入ったようで、「最終的な結果」という言葉と共に新しいヘアスタイルで撮影した写真をインスタグラムに投稿して、指導してくれたクリスティーンにもお礼を述べた。

（フロントロウ編集部）