医療従事者にサプライズしたガル
近日公開予定の映画『ワンダーウーマン 1984』で、前作に続き主人公のスーパーヒーローのワンダーウーマンを演じるガル・ガドットが、朝の情報番組『グッドモーニング・アメリカ』に出演。
この日の番組では、ミシガン州デトロイトにあるヘンリー・フォード病院で新型コロナウイルスの治療にあたっている医療従事者たちが紹介されており、病院のスタッフは日々、患者たちを勇気づけるため、スーパーマンやバットマンといったスーパーヒーローの格好をして治療に当たっているのだそう。
そんななかで、ワンダーウーマンの格好で勤務しているスタッフたちも多いようで、エリン・キャバナーという医師もその1人。エリンは数いるスーパーヒーローのなかでもワンダーウーマンを選んだ理由について、「彼女は人々を信じています。愛を信じる彼女は、自分自身では助かることのできない人々を救っているのです。私が知っている一番強い女性なのです」と説明している。
加えて、こちらもワンダーウーマンの格好をして働いているという医療技術者のベス・ゴンザレスは、「ワンダーウーマンのシャツを着た日には、少し違う気分になれるのです」とした上で、「少し力がついたような気持ちになれます」と、ワンダーウーマンの格好で働くことで、力がついたように感じることができると語っている。
その後、番組のコーナーを担当しているジャーナリストのT・J・ホルムズが、ワンダーウーマンの格好をして働いている4人の病院スタッフたちとビデオ通話で話していると、「5人目のワンダーウーマン」としてガルがサプライズで登場!
ガルの登場に驚いているスタッフたちを前に、「しばらく会話を聞かせてもらっていた」と明かした上で、「皆さんこそが本物のヒーローです。それはハッキリさせておきましょう」とスタッフたちに伝えたガル。
「皆さんに敬意を表します。皆さんが行なっているすべてが重要なことです。皆さんが他の人たちのために自らの命を危険に晒していると思うと、感情が込み上げてきます」と病院のスタッフたちを称えたガルは、「皆さんは素晴らしいです!皆さんがなされているすべてに感謝しています」と改めて感謝を述べ、「とても励まされます。皆さんにハグしたいです!」と抑えきれない気持ちを伝えた。
ガルがサプライズで登場した『グッドモーニング・アメリカ』の映像はこちら。
また、ガルは今年3月、新型コロナウイルス禍にある世界中の人々を元気づけるため、映画『アベンジャーズ』シリーズのマーク・ラファロや、ディズニー映画『魔法にかけられて』のエイミー・アダムス、シンガーのシーアら多くの著名人に声をかけ、みんなで故ジョン・レノンの名曲「イマジン(Imagine)」を歌う動画を自身のインスタグラムで公開した。
(フロントロウ編集部)