待ちに待った試食再開もルールが厳しすぎる!?
会員になれば食品や家電、衣類などあらゆる商品がお手頃価格で手に入ることから、日本でも大人気の会員制量販店のコストコ(Costco)。
コストコでのショッピングの楽しみのひとつといえば試食だが、日本及びアメリカのコストコでは新型コロナウイルス感染拡大予防のために、現在、試食や実演販売を中止している。そんななか、米コストコの最高財務責任者(CFO)を務めるリチャード・ギャランティ氏が、6月中旬を目処にアメリカ国内の店舗で試食を再開することを発表。
しかし、待ちに待った試食再開のニュースにみんな大喜びかと思いきや、ギャランティ氏の“ある発言”に首を傾げる事態に…。
これまで試食というと、試食用の容器に入った状態、もしくは食べ物に直につまようじを刺した状態のものを店員から受け取って食べるというのが、定番の食べ方だったが、ギャランティ氏は「これ以上は言えませんが、自由に並べてある試食品を指を使って取るスタイルではない、ということだけお伝えしておきます」とコメント。
再開後は従来のやり方ではなくなると断言したのだが、“指を使って〜”のくだりが言葉通り「指を使って試食品を取ってはいけない」ということなのか、それとも「(素手で)手づかみしてそのまま口に運んではいけない」ということなのかがわからなかったため、疑問の声が続出。というのも、仮に前者だった場合、指や手を使わずに試食品を受け取るのはほぼ不可能だから。
客が自分で取るのではなく、店員から直接受け取るにしても、やはり多少は指を使うことになる。また、ピザのように商品によっては、素手で手づかみして直接口に運ぶものもあるが、コストコの試食品は食べやすいようにスプーンやフォークなどが付いていることが多い。素直に「指を使ってはいけない」という意味で解釈した人たちからは、「まさかとは思うけど、店員が直接に口に入れてくれるとか?(笑)」など、“新ルール”へのツッコミが相次いだ。
ちなみに、ギャランティ氏が「これ以上言えない」と言っていた通り、具体的にどういったやり方で試食を再開させるのかはまだ明らかにされていない。(フロントロウ編集部)