ファンデのタイプ別のメリットをプロが解説
ファンデーションといえば、長年パウダータイプとリキッドタイプが主流だったけれど、最近ではクッションタイプやスティックタイプ、スプレータイプなどさまざまなファンデーションの形状が登場している。そのどれもが優秀ではあるものの、仕上がりや使いやすさに違いがあるという。
今回は、パウダーとリキッド以外のファンデーションをメイクのプロが徹底比較。ファンデの形状の違いによって、どんなメリットがあるのか? プロの評価とそれぞれの魅力にフォーカス。
「クッションファンデ」はメイク直しの完成度が高い
まず最初に紹介するのは、クッションタイプのファンデーション。セレブを手掛けるメイクアップアーティストのアンドリュー・ソトマヨールは、「クッションファンデの最大のメリットは、メイク直しに最適であることだと思う」と米メディアGlamourにコメント。持ち運びやすさはもちろんのこと、重ね塗りをしても重くならずキレイな肌に仕上げられるところがお気に入りだという。
そのほかにも気になる部分はカバーしつつ、素肌っぽく仕上がるのも魅力のひとつだそうで、みずみずしいツヤ肌が好きな人にぴったりだとアンドリューはオススメしている。
とにかく崩れたくない人は「スティックファンデ」が◎
次はクッションファンデ同様に、ここ数年よく見かけるスティックファンデーションのメリット。アンドリューによるとスティックファンデはしっかりとした質感に仕上がるため、多くのプロに愛されているという。
そんなスティックファンデのオススメのポイントについてアンドリューは、「高カバーで崩れないメイクを短時間でつくりたいという人にオススメ」と話し、カバー力とキープ力、そして時短メイクのいいとこどりができるコスメだと説明。さらに2色以上のスティックファンデを使えば、メリハリのある輪郭を演出するコントゥアメイクも簡単にできるという。
軽くて薄いメイクが簡単にできる「スプレーファンデ」
最後に紹介するのが、スプレータイプのファンデーション。このタイプのファンデーションについてアンドリューは、なんといっても顔に噴きかけるだけで簡単にベースメイクが完了することが大きなメリットとしたうえで、「まるでエアブラシで仕上げたような薄くて軽い仕上がりが実現できる」とコメント。
その簡単さや仕上がりの軽さだけでなく、ボディのメイクに使うのもオススメなんだそう。アンドリューによると、スプレーファンデーションを大きめのブラシに噴きかけ、デコルテなどに塗ることで、軽くてべたつかないボディのメイクが楽しめるという。
リキッドファンデやパウダーファンデに負けない魅力を持った3つのタイプのファンデーション。ファンデーションを新調するときには、ぜひ参考にしてみて。(フロントロウ編集部)