MCU映画のなかで“最も価値があるキャラクター”を、投資利益率を計算して割り出したところ、意外にもあのキャラクターが1位!(フロントロウ編集部)

MCUで最も価値があるキャラクター

 これまで数多くのMCU映画が制作され、いくつかの作品は映画史に残るほどの高評価や大ヒットを記録してきた。そんなMCU映画といえば、登場するキャラクターが多いことでも有名。アイアンマンやキャプテンマーベル、ハルクやブラックパンサーなど、多くの人気キャラクターが登場している。

 そこでカナダの調査会社Film Franchise Showdownが、どのキャラクターに最も価値があるかを検証。作品の評価や興行収入、映画賞ノミネートなど、様々な要素から計算し、投資利益率を割り出した。

 彼らの計算によると、MCUで最も価値のあるキャラクターは…、ホークアイ!

画像: ⓒMARVEL STUDIOS / Album/Newscom

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ホークアイの価値は?

 映画ではジェレミー・レナーが演じたホークアイは、スーパーパワーを持たないけれど、弓の腕前が百発百中というキャラクター。そんなホークアイといえば、ディズニーのストリーミングサービス「ディズニー+」でのドラマが決定しているけれど、アイアンマンやスパイダーマンと比べると、知名度は低め。

 しかし、彼が出ていた映画の一覧を見れば、彼の価値の評価に納得。ホークアイが登場するのは、『マイティ・ソー』、『アベンジャーズ』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の5作品。また、彼について“言及された”シーンがあることから、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』も計算の対象となったという。

 MCU作品のなかで、評価も興行成績も上位のこれらの作品が対象となったこともあり、ホークアイの投資利益率は、平均5.3。クリス・ヘムズワースが演じたソーは5.06、クリス・エバンズのキャプテン・アメリカは4.9、ロバート・ダウニー・Jrは4.8となっている。

ファンに愛されるホークアイ

 今回の調査では、ホークアイの出演作として含まれた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』だけれど、公開時にはホークアイが出ていないことに怒ったファンが、ある事件を引き起こしたことがある。 

画像: ファンに愛されるホークアイ

 それは、監督のルッソ兄弟に殺害の脅迫状が大量に届くというもの。

 それについて米USA Todayで話したジェレミーは、「(監督の)ルッソ兄弟の元に殺害の脅迫状がたくさん届くみたいだよ。僕は『ワオ、それはやばいな。ごめんよ』って感じだったんだけど(笑)」と気楽な様子を見せていた。今回の計算には『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』も含まれているので、会社のもとに脅迫状が届くことはなさそう。

 この調査結果は、MCU映画に登場するキャラクターの中で、最も人気、もしくは不可欠なキャラクターを示したわけではない。とはいえ、ホークアイファンにとっては嬉しい結果となったのでは?(フロントロウ編集部)

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