アメリカのユニバーサル・オーランド・リゾートで、スタッフが列に並ぶ来場者に向かって「あること」を叫んでいたことが発覚した。(フロントロウ編集部)

ユニバ、コロナによる休業から再開

 6月5日よりついに営業を再開したユニバーサル・スタジオ・フロリダやアイランズ・オブ・アドベンチャーを含むユニバーサル・オーランド・リゾートだけれど、新型コロナウイルス対策によって、園内の様々な箇所で以前とは違う変化が確認されている。例えば、キャラクターに会えるミート&グリートは無くなり、水やミストを使うアトラクションや施設では、その量が減らされるか、完全に無くされた。また、もちろん基本的な感染症対策も行なわれていて、マスクの着用や検温、ソーシャルディスタンスの徹底も実施されている。

 しかし、ユニバーサル・スタジオのニュースを配信するツイッターアカウントのUniversal Parks News Todayによると、パーク内ではあまり好ましくない事態も発生しているよう。

画像: ※休業前のユニバーサル・スタジオ・フロリダの様子。

※休業前のユニバーサル・スタジオ・フロリダの様子。

スタッフが来場者に向かって…

 同アカウントが写真で現在の様子を公開したのは、ハリー・ポッターエリアにあるHagrid’sMagical Creatures Motorbike Adventureの入り口。列になっているのが分かるけれど、その床には、ソーシャルディスタンスの距離を示すマークがない。また、アカウントによると、現場にいたスタッフは、こんなことを叫んでいたという。

「空いているスペースを詰めてください」

 ユニバーサル・スタジオは営業再開にあたり、感染対策をまとめた資料をフロリダ州知事に提出しており、そのなかには、アトラクション前の列に並ぶ人々が6フィート(約180cm)のソーシャルディスタンスを保てるように、シングルライダーの列をなくすというものも。シングルライダーの列を取り除いてまで、ソーシャルディスタンスの徹底を誓っているユニバーサル・スタジオだけれど、並ぶ人の列が長くなりすぎたのか何なのか、現場では予想外のことが起こったよう。

 この件に関して、ユニバーサル・オーランド・リゾートはコメントしていない。(フロントロウ編集部)

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