買ったばかりのマックが食べられていた
アメリカのフロリダ州マリオンの刑務所に勤務する保安官はある日、いつも行っているマクドナルドでマックチキン・サンドイッチとポテト、そしてクッキーを買ったそう。休憩室の冷蔵庫にそれを入れ、7時間の勤務を終えてサンドイッチを食べようとしたところ、保安官はあることに気がつく。
サンドイッチがすでにかじられている。
米メディアWTHRの取材に対し、「マックチキン・サンドイッチを温めたら、それが数ヵ所小さくかじられていることに気がついたんです。私は食べていませんでしたし、周囲には誰もいませんでしたから、“そうだな。マクドナルドへ行ってどうにかしてくれるか聞いてみよう”と思いました」と話した保安官は、店舗へ。従業員は誠実に対応し、当時店舗で勤務していた従業員を確認すると約束。マクドナルドの代理人も、出来る限りの協力をすると答えていた。
事件の真相は…
しかしこの事件には、なんとも驚きの、そして恥ずかしい展開が待ち受けていた。
なんと、サンドイッチを食べたのは保安官本人で、自分がかじったことを忘れていただけ!
この事態には、さすがに保安官が所属するマリオン郡保安官事務所も公式にコメントするハメに。
「先週、マリオン郡保安官事務所の1人が、マクドナルドでマックチキン・サンドイッチを購入しました。彼はそれを、マリオン郡刑務所での勤務前に一口かじった後に休憩室の冷蔵庫に置いておきました。約7時間の勤務を終え、サンドイッチを事前に一口かじったことを忘れて戻ってきました。そして彼は、自分が警察であることが理由で、マクドナルドの従業員が彼の食事にいたずらをしたという間違った結論を出したのです」
事務所の発表によると、彼は正式にマクドナルドに謝罪したという。(フロントロウ編集部)