2020年6月19日に公開される映画『エジソンズ・ゲーム』に出演しているベネディクト・カンバーバッチが、トム・ホランドを待ち受け画面にしている女性に放った言葉とは?(フロントロウ編集部)

ベネディクト・カンバーバッチの華麗なる経歴

  ベネディクト・カンバーバッチは、2010年に放送された英BBCのドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』にシャーロック・ホームズ役として出演したことを機に、全世界でその名を知られるようになった俳優。

画像1: ベネディクト・カンバーバッチの華麗なる経歴

 両親共に俳優で、曽祖父の代から由緒正しき出身の彼は、名門パブリックスクールであるハーロー校に進んで演劇を始め、マンチェスター大学で演劇を学び、同大学を卒業後もロンドン音楽芸術学院で引き続き演劇を学んだエリート。

 2001年ごろから俳優としてのキャリアをスタートさせ、イギリスの舞台界隈でめきめきとその頭角を現した。オスカー監督のダニー・ボイルが演出を担当した2012年ごろの舞台『フランケンシュタイン』では、イギリス演劇、オペラ界で最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞の主演男優賞受賞を受賞。

画像2: ベネディクト・カンバーバッチの華麗なる経歴

 また、2014年に出演した映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』ではアカデミー主演男優賞にノミネートされ、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画『戦火の馬』や、1960年代から続く人気フランチャイズ『スタートレック』シリーズの続編『スター・トレック イントゥ・ダークネス』など、ジャンルを問わず様々な作品に出演してきた。

 そんなベネディクトの人気を不動のものにしたのが、2016年に公開されたMCU作品の映画『ドクター・ストレンジ』。彼は魔法で世界を救う医者のヒーロー、ドクター・ストレンジを演じ大きな話題をさらった。

MCUで共演のベネディクト・カンバーバッチとトム・ホランド

 ベネディクトは、2018年に公開されたMCU映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でトム・ホランドと共演。トムは同じくMCUの『スパイダーマン』シリーズで主人公のピーター・パーカーを演じており、イギリス出身の俳優。

画像: MCUで共演のベネディクト・カンバーバッチとトム・ホランド

 トムは天真爛漫さが持ち味の愛されキャラだけれど、おしゃべりすぎてうっかりネタバレをしてしまうのが玉にキズ。そんなトムと正反対でしっかり者のベネディクトは、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のプロモーション活動の際、まるで保護者のようにトムを見守り、ネタバレを察知するとサっとトムの口を手で塞いでやるという、凸凹漫才のように息ぴったりの掛け合いを見せてくれた。

 そんなトムとはまるで親子のような、友達のような関係を見せてくれるベネディクトが、ある日トムの画像をスマホの待受画面にしている女性に言った言葉とは?

ベネディクト・カンバーバッチの反応は?

 ベネディクトに待受画面を発見されたのは、アメリカでライターをしているレイチェル・リーシュマン。彼女は2019年10月ごろ「とても恥ずかしかった」という言葉と共にその時の様子をツイッターで明かした。

 当時、トムの写真をiPhoneのホーム画面に設定していたという女性。すると画面に見覚えがある人がチラッと見えたベネディクトから、女性に「それ、トム・ホランド?」と質問が飛んだそう。ベネディクトの突然の質問に慌てた女性は、「ええ」とそれを認めた上で、「そしてロック画面はロバート・ダウニー・Jr.です」と、iPhoneのロック画面の方には、MCU映画でアイアンマン役を演じたロバート・ダウニー・Jr.の写真を設定していることをわざわざ告白してしまったという。するとそれを聞いたベネディクトはひと言、「次に会った時は、待受画面は僕にしといてよね」とクールに返したという。

ベネディクトが食いついたという、女性のiPhoneの待受画面。ホーム画面にはトムが、ロック画面にはロバートが写る。

 わざわざ自分からこんな世間話を始めてしまうところもそうだけれど、ちゃっかり自分を待受にさせようと誘導しているところにも、ベネディクトの愛嬌が滲み出ているエピソード。

 そんな彼、ベネディクト・カンバーバッチがトーマス・エジソン役で、トム・ホランドがその助手のサミュエル・インサル役で出演している映画『エジソンズ・ゲーム』は、2020年6月19日に日本全国公開。(フロントロウ編集部)

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