ユニバーサル・スタジオ・フロリダが約3ヵ月ぶりに営業を再開も、再オープンからわずか2週間で「残酷な決断」を下したことが明らかに…。(フロントロウ編集部)

米ユニバがコロナ不況で“苦渋の決断”を強いられる

 現地時間6月5日、米フロリダ州オーランドにあるユニバーサル・スタジオ・フロリダが、約3ヵ月ぶりに営業を再開。同パークと、同じくユニバーサル・オーランド・リゾート内にあるアイランズ・オブ・アドベンチャーは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために3月の初めから臨時休園をしていたが、フロリダ州から許可が下りたことを受けて、入場者数の制限や入園前の検温、従業員とゲストへのマスク着用の義務化などの感染予防対策を取ったうえで、再オープンに踏み切った。

画像: 映画『シュレック』シリーズの主人公シュレックとフィオナ姫も、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を守ってゲストに挨拶。フィオナ姫はマスクも着用していた。

映画『シュレック』シリーズの主人公シュレックとフィオナ姫も、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を守ってゲストに挨拶。フィオナ姫はマスクも着用していた。

 そんななか、営業再開からわずか2週間で、ユニバーサル・オーランド・リゾートがテーマパークの従業員を含む相当数の社員を一時的に解雇するという、“残酷な決断”を下していたことがわかった。

 具体的な人数は明かしていないものの、ユニバーサル側も一部の社員を解雇したことを認めており、「この決定は簡単なものではありませんでしたが、今後のために必要なものでした。我々は今回の決定によって影響を受ける人々とその家族に与える影響を認識しており、できる限りの支援策を用意するつもりでおります。ちなみに、(支援策には)解雇手当、健康補助金、専門職再就職援助が含まれています」という内容の声明文を発表している。

画像: 米ユニバがコロナ不況で“苦渋の決断”を強いられる

 ちなみに、ユニバーサル・オーランド・リゾートと同じく、フロリダ州オーランドにある世界最大のディズニーリゾート「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」も、今年4月、従業員40,000人超を一時的に解雇することを発表し、“ディズニーランドならなんとかこの困難を乗り切ることができるに違いない…!”と信じていた人たちを落胆させた。

 営業再開後に解雇された社員の一部を“呼び戻す”プランもあるようだが、新型コロナウイルスが収束ではなく“終息”しないかぎり、営業を再開しても入場制限や特定のアトラクションを閉鎖するといった方法で混雑を避ける必要があり、これまで通りの集客数は見込めない。仮に入園料を値上げするといった措置を取ったとしても、臨時休園をしていた期間の損失を考えると、一時解雇した人たちを全員再雇用するのは不可能と考えられている。

 また、シーワールド・オーランドも今年3月に従業員の約9割を一時解雇しており、テーマパークは軒並み苦境に立たされている。(フロントロウ編集部)

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