『ウォッチメン』シーズン2制作のためには…
DCコミックスの『ウォッチメン』をベースとし、米テレビ局HBOによって2019年に公開されたドラマ版『ウォッチメン』。全9話の構成である本作は、ドラマ『LOST』や映画『プロメテウス』を手掛けたことでも知られるデイモン・リンデロフが製作総指揮を務め、レジーナ・キングが主役のアンジェラ・エイバー/シスター・ナイトを演じた。
本作はシーズン1で完結となっているけれど、ファンからはシーズン2をのぞむ声も多くあがっている。そんななか、レジーナが米Varietyの企画で俳優のリース・ウィザースプーンと対談。リースが「『ウォッチメン』のシーズン2には出るかもしれないの?」と直球の質問を投げかけると、レジーナは、ある人の存在がカギだと明かした。
「本当に分からないの。HBOはすぐにでも戻ってきてほしいと考えているんだろうけど、デイモン・リンデロフがシーズン2への出発点を見ないのであれば…、(ドラマの)可能性は無限だとは思うけれど、でもデイモンがそう思わないのなら、私もノーだね」
レジーナ・キングが制作に求めること
デイモンがやらないのであれば、自分もやらないと言い、その絆の強さを垣間見せたレジーナ。『ウォッチメン』だけでなく、2014年から2017年にかけて放送されたドラマ『LEFTOVERS/残された世界』でも共に仕事をしている2人の仲の良さを感じたリースが「完全オリジナルな作品を作るとかは?」と聞くと、レジーナはこう答えた。
「イエス、イエス、イエス。ドラマ『サウスランド』をやっていた時に(そういった考えを)見つけたの。そこでの経験はすごくよかったから。もしそれが協力しあえるようなものではないのなら、私はどんな作品にも参加したくない。自分たちがちょっとでも主導権を持てないのであれば、魅力は何?」
残念ながら、『ウォッチメン』シーズン2の制作は望み薄なようだけれど、デイモンとレジーナが再びタッグを組むことは、可能性が高そうだ。(フロントロウ編集部)