1. 爪切りよりヤスリで整える
爪を整えるときは、爪切りよりも、断然「爪やすり」を使うのがオススメ。というのも、爪切りで切ってしまうと、その衝撃で爪に小さなヒビが入り、爪が割れやすくなるからだと専門家たちはいう。
とくに爪が弱い人は、爪やすりをバッグなどに入れて常に持ち歩きたいもの。
スイス発のネイルブランド「マヴァラ(Mavala)」のネイルエキスパートのリン・グレイは「常に爪やすりを携帯しておけば、爪が完全に割れる前に小さなヒビをすぐ修復できるから便利よ」と米メディアWho What Wearでコメント。気になったときにすぐ手入れをするのが美爪キープのコツだとも明かした。
また、爪が弱っているときは、なるべく爪を短くするのが鉄則。米ネイルブランド「オーピーアイ(OPI)」のエデュケーターであるベリンダ・プライスは「爪の形は、引っかかりにくいラウンド爪、もしくはオーバル爪にして」とアドバイス。
四角いスクエア爪や先のとがったポイント爪は、スタイリッシュではあるけれど、強度が弱く爪が割れやすいので避けたほうがいいとも話している。
2.保湿ケアを徹底する
爪が弱くなってしまう理由のひとつは、爪の乾燥。そのため、甘皮と爪をたっぷりと保湿してうるおいをキープするのがマスト。毎晩、就寝前にネイルオイルや保湿クリームなどを指先に塗りこみ、爪にしっかりと油分と栄養を与えるようにしてみて。
3.強化剤入りのベースコートを塗る
手っ取り早く爪を強くしたい場合は、強化剤を含んだベースコート(ネイルハードナー/ネイルストレンスナー)を使うのもひとつの手。リンは「週に一度、ネイルハードナーを塗ってケアするのもオススメ。爪を軽くバッフィングした後に強化剤を塗ることで、爪が瞬時にうるおって割れにくくなる」と明かした。
4.アクリルやジェルネイルは控えめに
爪の専門家たちの多くが、爪を強くしたいならアクリルネイルやジェルネイルは避けるべきだと主張。これらのネイルは丈夫で長持ちする一方で爪への負荷が強く、爪が乾燥して脆くなりやすいという。
また、ネイルポリッシュでも、休ませることなく次から次へと新しい色に塗り変えていると、やがて爪が乾燥して黄ばんでしまうことがあるそう。ちょっと爪が薄くなってきたかも…と感じたら、ネイルは一旦お休み。爪の修復期間を設けて、自爪を回復させることに専念して。
5.水仕事をするときは手袋をはめる
洗い物などの水仕事やガーデニングなどをするときは、必ずゴム手袋をはめること。ベリンダは「手袋をせずに強い洗剤や土に触れると、手だげでなく爪の健康にも影響する」と話し、爪が痛んで欠けたり割れたり、二枚爪になったりする恐れがあるため、できるだけゴム手袋を使用するよう勧めている。
美爪のエキスパートが教えるネイルケア方法。自爪をもろいままにすると、爪が割れてケガをしたり痛みが生じたりする場合もあるので、早め早めのケアを心がけて。(フロントロウ編集部)