ファンデーションを選ぶとき、どんな仕上がりになるのかは決め手となる重要ポイント。でも、じつは塗り方によって同じファンデーションでも仕上がりを変えられるという。仕上がりに差が出る3つの塗り方をプロが明かした。(フロントロウ編集部)

ファンデの塗り方で仕上がりをコントロール

 肌悩みをカバーしたり、なりたい肌を目指したりと、ファンデーションに求めるものはたくさんあるけれど、いざファンデーションを選ぶときにはすべては手に入れられないもの。

 でもメイクのプロによると、同じファンデーションでも「塗り方」によってツヤ感のアップやカバー力アップなど、仕上がりをコントロールできるという。カバー用、ツヤ肌用などファンデを使い分けるのもひとつの手だけれど、ひとつのファンデで乗り越えられたら、これほど嬉しいことはない。

画像: ファンデの塗り方で仕上がりをコントロール

 ファンデの仕上がりを変えられるプロの裏ワザとは?

スポンジ+ローズウォーターでうるおい仕上げに

 素肌っぽくうるおった肌に仕上げたいときオススメなのが、ビューティーブレンダーなど湿らせて使うスポンジとローズウォーターの組み合わせ。メイクスポンジをスキンケアなどに使われるローズウォーターで湿らせ、それでファンデーションを塗るという。

画像: スポンジ+ローズウォーターでうるおい仕上げに

 その理由としてNYを拠点に活動するメイクアップアーティストのナタリア・トーマスは、「ローズウォーターは肌のpHバランスを整えてうるおいを与えてくれるから」と米メディアSunday Rileyで説明。

 水ではなくローズウォーターで湿らせたスポンジでファンデーションを塗ることで、素肌っぽさだけではなく、ツヤもある自然な仕上がりになると話した。とくに乾燥しやすい部分には重点的にスポンジをプッシュするのがオススメだそう。

自然な仕上がりにしたいときは手で塗る

 ほどよくカバーするファンデーションの塗り方にピッタリなのは、ブラシやスポンジなどのツールではなく、手!

画像: 自然な仕上がりにしたいときは手で塗る

 ナタリアは、「ファンデーションを手で塗ると、体温でファンデーションが温まり肌なじみがよくなる」話し、自然にファンデを塗るためには手以上の最良のツールはないと太鼓判を押した。ただし、手に汚れがついていると肌荒れの原因になってしまうので、清潔な手で塗ることを忘れずに。

とにかくしっかりカバーしたいときはブラシで塗る

 肌の色ムラや凸凹などをしっかりカバーするベースメイクに仕上げたいなら、ファンデーションブラシで塗るのがオススメ。でもどんなブラシでもいいというわけではないという。

画像: とにかくしっかりカバーしたいときはブラシで塗る

 ナタリア・トーマスは、「しっかりカバーしたいときには、オーバル型のファンデーションブラシで塗るといい」と米メディアSunday Rileyにコメント。オーバル型ブラシは歯ブラシのような形をしたメイクブラシのことで、肌に密着するため、毛穴などをカバーして陶器のような肌に仕上げられるという。

 ファンデーションの塗り方を工夫することで、異なる仕上がりを叶える簡単なテクニック。その日のメイクや肌の状態によって3つの塗り方を使い分けてみては。(フロントロウ編集部)

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