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7月3日に誕生日を迎え58歳となったトム・クルーズ。長年アクション映画の第一線で大活躍し、今後の出演作品も見逃せない彼の武勇伝をまとめてご紹介!(フロントロウ編集部)

1 「イケメンだね」という言葉への返しがカッコ良すぎる

画像: 1 「イケメンだね」という言葉への返しがカッコ良すぎる

 2019年ウクライナの首都キエフで同国のウォロディミル・ゼレンスキー大統領と面会した際、大統領に「まさに映画に出てくるイケメンですね」と褒められたトム・クルーズ。すると彼はベテラン“イケメン”俳優としての貫禄と余裕を感じる「(この顔で)家賃を払っています」というカッコ良すぎる返しをした。

2 東日本大震災後に本人の強い希望で来日

画像: 2 東日本大震災後に本人の強い希望で来日

 東日本大震災が起きた2011年、安全面などの理由から多くの海外セレブが来日をキャンセルするなか、「日本にいるみんなを勇気づけたい」というトム・クルーズたっての希望で映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のプロモーションのための来日が実現。27時間という限られた時間の中、完成したばかりの東京スカイツリーに向かい「Go Beyond The Impossible(不可能のその先へ)」というエールが書かれたフラッグを届けた。

3 共演女優のヌードシーンを減らすために行動

画像: ©️IFA Film/United Archives

©️IFA Film/United Archives

 1983年公開の映画『トム・クルーズ/栄光の彼方に(All the Right Moves)』でトム・クルーズと共演した、リー・トンプソン。彼女は脱ぐ気はなかったのに、制作陣からヌードになることを求められたという。するとトム・クルーズは「もしリーが裸になるのなら、僕も脱ぐ」と宣言し、彼女のヌードシーンをひとつ減らすことに成功。

4 友人にはよくケーキを送るけれど、その理由が…

画像: 4 友人にはよくケーキを送るけれど、その理由が…

 米人気トーク番組『ザ・レイト・レイト・ショー』に出演した際、知人によくケーキを贈ると明かしたトム・クルーズ。その理由はなんと「糖質制限で自分が甘いものを食べられないから代わりに人に食べさせて、感想を聞いて楽しむため」。親切心からだけではなく、ちょっぴり自己中な動機もまたひとつの武勇伝。ちなみにトム・クルーズが送るケーキの種類は、大好物である「ホワイトチョコレート・ココナッツ・ケーキ」。

5 呼ばれてないパーティーに出席するために「不可能なミッション」に挑戦

画像: ©️TOUCHSTONE PICTURES

©️TOUCHSTONE PICTURES

 俳優のケイト・ハドソンが10代だった頃、彼女の家で400人規模のパーティーが開かれた。ケイトがゲストをもてなしていると、約2.4メートルもの高さがある門をよじ登って、敷地内に入りこもうとしている不審者を発見。その人物はいとも簡単に門を突破してケイト宅に侵入すると、庭でバック転を決めた。じつはその人物こそがトム・クルーズ! 招待客のリストに名前がなかったため、ケイトが「あなたが来るなんて知らなかった」と声をかけると、トム・クルーズは「ここでパーティーがあると聞いたんだ」と涼しい顔で答えたそう。

6 共演者もびっくりの仕事熱心さ

画像: 6 共演者もびっくりの仕事熱心さ

 2020年に公開の映画『トップガン マーヴェリック』でトム・クルーズと共演したジェニファー・コネリーは、撮影中のトム・クルーズの真面目さに驚いたという。彼女は、「私は彼ほど一生懸命に働き、仕事に熱心な人を見たことがない…。全ての瞬間が、彼にとってのベストを提供するための機会だった」と撮影時のトムを振り返った。さらに、「私はこれほどまでに自分のセリフ覚えに緊張感を持って挑んだことはなかった。(現場は)厳しく管理がいきとどいた環境だった。彼はつねに準備万端だった」と明かし、撮影中は完璧主義なトムのペースに合わせるので精一杯だったとも語った。

7 まだスターになる前からスターの片鱗が現れてしまった武勇伝

画像: ©️PF1/WENN

©️PF1/WENN

 1983年に公開された映画『アウトサイダー』に出演したトム・クルーズ。20代前半で、まだ現在ほどの知名度がなかったトム・クルーズは、エミリオ・エステベスとロブ・ロウと次のオーディションに進むために、ホテルに一泊。するとトム・クルーズはその部屋が3人部屋だったことにブチ切れ。それを見たロブは、トム・クルーズの態度を不快に思うどころか、妙に“納得させられた”そうで、「この話の何がおもしろいって、スターになる人っていうのは、まだスターではない時からその片鱗を示してるんだ」と語った。

8 約20〜30歳年下の若手俳優と一緒にスパルタすぎる訓練

画像: 8 約20〜30歳年下の若手俳優と一緒にスパルタすぎる訓練

 2020年12月25日に日本公開予定の映画『トップガン マーベリック』の撮影時、57歳だったトム・クルーズは20〜30代の若手キャストに混ざり、率先してハードすぎる訓練を遂行。撮影にあたって、若手キャストや自分を含めて全員が特殊なトレーニングをするべきだと提案し、全員で挑んだという。その訓練の内容は、目隠しをしたまま逆さまになった水槽に閉じ込められ、どうやって脱出するかといったスパルタすぎるものだった。

9 「アレ」をネットで観られると知らなかったピュアすぎる武勇伝

画像: 9 「アレ」をネットで観られると知らなかったピュアすぎる武勇伝

 2006年ごろ、俳優のセス・ローゲンと映画監督のジャド・アパトーがトム・クルーズと3人でロマンチック・コメディ作品の制作について話し合った際、セスがネットで見られるアダルトビデオの話をし始めたところ、トム・クルーズから「えぇ!?待って、それってつまりインターネット上にアダルトビデオが存在するってことかい?」と、ピュアすぎるリアクションが返ってきたのだという。さらに、「ちょっと待ってくれ。えっと、君が言っているのは、パソコンを使って世界中とつながっているネットにアクセスすると、大人向けのサイトで人々がセックスしてるってことだよね?」と続けたそう。

10 還暦目前にして、宇宙でアクション映画撮影を計画中

画像: 10 還暦目前にして、宇宙でアクション映画撮影を計画中

 還暦目前の58歳となったトム・クルーズだけれど、彼の武勇伝はまだまだ続きそう。トムは次なる作品を、NASAの完全協力のもと、本物の宇宙ステーションを使って撮影しようとしている。この試みは、もちろん史上初。映画『ジェイソン・ボーン』シリーズや『Mr.&Mrs. スミス』、『ジャンパー』などの人気アクション映画を手掛けてきたダグ・リーマン監督を迎え制作されると言われている。まだ計画段階だということだけれど、本物の宇宙で撮られる映画に、世界中が注目している。

 トム・クルーズは、映画の中だけでなく、現実生活でもかっこいいエピソードばかり。2020年のクリスマス、12月25日には新作映画『トップガン マーヴェリック』も公開されるため、まだまだ目が離せない。(フロントロウ編集部)

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