アメリカのマクドナルドのフライドポテトの「裏側」を従業員がTikTokで公開。なかには「見なければよかった…」と後悔する人も!?(フロントロウ編集部)

従業員がフライドポテトの「裏側」を公開

 全世界に35,000店以上展開する米大手ファストフードチェーンのマクドナルドの従業員がTikTokにアップした、フライドポテトの「裏側」を撮影した動画にショックを受ける人が続出している。

 主力商品のハンバーガーとセットで購入する人や、単品で購入する人も多い超人気商品のマックフライポテト。米Inc.によると、マクドナルドが年間で購入するジャガイモは約15億キロで、1日に販売されているマックフライポテトの総重量はなんと4,000,000キロに上るという。

画像: 従業員がフライドポテトの「裏側」を公開

 そんな“みんな大好き”マックフライポテトの裏側を撮影した動画を、ドリューと名乗るアメリカのマクドナルドで働く現役の従業員がTikTok(ティックトック)で公開。

 「マクドナルドのフライドポテトを『また食べたい』という人へ。フライヤー(※)の底にはこんなものが溜まっています」「塩と油の塊です」というコメントとともに投稿された動画には、ドリューの指摘通り、底に塩のような、油のような、なんだかよくわからないドロッとしたものがごっそり溜まっている様子が映っていた。
※動画の中でドリューはこの機械を「フライヤー(Fryer)」と呼んでいるが、正確にはポテトを揚げる機械のことではなく、ポテトを揚げたあとに塩をふりかけたりする場所(保温機)。

 ひと昔前よりヘルシー志向になってきているとはいえ、まだまだ「体に悪い」というイメージが強いファストフードだけに、この動画を見ても「まったく驚かない」という声もかなり多かったが、やはり「見なければよかった」「それでも食べるけど、できれば知りたくなった」とショックを受ける人も。

 さらに、動画をバズらせるために「わざとやったのでは?」と真偽を疑う声や、「(こうなったのは)ちゃんと掃除していないから」「私もマクドナルドで働いてたけど、こんなにひどかったことはない」「数日間、掃除を怠った時に同じ状態になった…」といった、従業員もしくは元従業員らしき人たちから“職務の怠慢”を指摘する声もあった。また、通常、この上には穴の空いた鉄板がのっているので、客に出されるポテトが映像に映っていたものに触れることはほぼありえないが、だとしても、内情をよく知る人からするとこれは「常軌を逸した状態」ということもあり、動画をアップしたドリューと彼が勤務する店舗の衛生管理の甘さを批判する声も相次いでいる。

 この動画を見て「何が入っているのか心配…」と不安に感じた方のために補足すると、動画に映っていたグロテスクな形状のものの正体は塩と油。また、マックフライポテトに使用されている塩は一般で販売されている塩と成分は同じで、油は牛脂とパーム油のブレンド油を使っているそう。

 ちなみに、過去にはマクドナルドのデザートメニューの中でも一二を争う人気商品「マックフルーリー」の付属のスプーンの柄(え)の部分が奇妙な形状をしている“謎”を解き明かす動画が、TikTokでバズったことがある。(フロントロウ編集部)

※一部内容に誤りがあったため、記事公開後に修正しました。

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