トム・クルーズの姿がイギリス国内で目撃される
主演する人気映画シリーズ『ミッション:インポッシブル』のタイトルにちなんで、巷で“不可能を可能にする男”とも呼ばれる俳優のトム・クルーズが、『ミッション:インポッシブル』最新作のためにまたしても不可能を可能にしていたことがわかった。
先日、新型コロナウイルスによるパンデミックの影響で撮影が中断されていた『ミッション:インポッシブル』最新作の撮影が、9月から再開されるというニュースとともに、トムが『ミッション:インポッシブル』シリーズの撮影の拠点であるイギリスのロンドンに降り立ったことをフロントロウでお伝えしたが、このほど英政府から撮影再開にゴーサインが出たことが明らかに。
また、イギリスでは海外からの渡航者に2週間(14日間)の隔離措置を取ることを求めているが、トムは特例でそれを“免除”されたという。その証拠といってはなんだが、つい先日、イングランド南東部のオックスフォードシャーで大草原のなかをバイクに乗って爆走したり、自ら操縦席に座ってヘリコプターを飛ばしたり、撮影再開にむけて着々と準備を進めるトムの姿が目撃された。
バイクに乗るトム
ヘリコプターを操縦するトム
英政府は、新型コロナウイルスの感染被害が比較的落ち着いている日本などからの渡航者に、7月10日以降、隔離措置を取ることを求めないと発表しているが、依然として感染が拡大しているアメリカやブラジルなどの地域からの渡航者は、隔離措置を取る必要がある。
もしかしたら方針が変わって免除される可能性もあるが、同じく、近々イギリスで撮影を再開する予定の映画『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題:Jurassic World : Dominion)』で主演を務める俳優のクリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードの2人は、例外なく2週間の隔離措置を取ることになると伝えられている。なので、トムが免除されたのは異例中の異例と言える。
ちなみに、『ミッション:インポッシブル』最新作は今年2月にイタリアで撮影が行われる予定だったが、イタリアで新型コロナウイルスの感染が爆発的に拡大した影響で、トムが現地入りする前に撮影が無期限で中断され、公開日も2021年7月から2021月11月に先延ばしにされた。(フロントロウ編集部)