俳優でモデルのリリー・ローズ・デップが、父親であるジョニー・デップのためにイギリス・ロンドンの王立裁判所へ行こうとしていたことが明らかになった。(フロントロウ編集部)

リリー・ローズ・デップ、裁判所へ行く予定があった

 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでお馴染みのジョニー・デップは、自身を「ワイフビーター(妻を虐待する者)」と呼んだイギリスの大衆紙The Sunを発行するニュー・グループ・ニュースペーパーズ(New GroupNewspapers)を名誉毀損で訴えるために裁判を起し、法廷でのバトルが続いている。

画像1: リリー・ローズ・デップ、裁判所へ行く予定があった

 イギリス・ロンドンの王立裁判所で行なわれている裁判では、当時、ジョニーが薬物中毒やアルコール中毒から脱却するべく病院で医師から処方されたクスリを元妻アンバー・ハードが飲ませてくれなかったとジョニー側が主張し、ジョニーのショッキングな写真などが公開されたりしてきた。

 そのほかにも、ジョニー側はアンバーが投げたウォッカなどのボトルによって欠損したとする中指の写真を証拠として提示したり、離婚を決意するきっかけとして“排泄物事件”を挙げたりと、徹底的に争う姿勢を見せている。そんなジョニーのために、娘のリリー・ローズ・デップがある計画を立てていたよう。

画像2: リリー・ローズ・デップ、裁判所へ行く予定があった

 リリーはアンバーがジョニーからDVを受けたと告発した際も「父は私が知るなかで最も愛にあふれた人で、私や弟に対して素晴らしく、それ以外の何ものでもなかった。父を知っている人ならば全員がそう言うはず」とインスタグラムでコメントし、世間から批判された父親ジョニーを常にサポートしてきた。

 そして今回もリリーは、ジョニーを守るために裁判が行なわれているロンドンの王立裁判所へ行き、世界中のメディアに向けてスピーチする計画を立てていたよう。しかし、リリーのスピーチは、ジョニーの法務チームに止められ、残念ながら実現できなかったと英Daily Mailが報じた。 

 徹底的に闘う姿勢を見せ、汚名返上のために闘い続けるジョニーを見て、サポートするために立ち上がろうとしたリリー。今回はリリーのスピーチは止められてしまったけれど、ジョニーはリリー以外にも元パートナーのヴァネッサ・パラディや元婚約者のウィノナ・ライダー、そして3度の共演経験がある俳優のペネロペ・クルスなど、サポートを示してくれている強力な仲間たちがおり、これまでヴァネッサらはジョニーを擁護する内容の陳述書を出すなど、ジョニーと一緒に闘う姿勢を見せている。(フロントロウ編集部)

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