ドラマ『glee/グリー』のサンタナ役でおなじみの俳優ナヤ・リヴェラへ追悼の意を評して、サンタナの記憶に残るパフォーマンス&セリフを特集。(フロントロウ編集部)

「Landslide」(シーズン2、第16話)

 ヘザー・モリス演じるブリトニーとの関係が発展するにつれて、パフォーマンスのほうでもみるみるうちに頭角を現しはじめたサンタナは、フリートウッド・マックの楽曲「Landslide(ランドスライド)」にのせてブリトニーへの愛を表現。

シーズン2、第12話

“I just try to be really, really honest with people when I think that they suck! You know? No one gets it”

 日本語訳:私はただ最低だと思う人たちに対して超正直であろうとしてるだけ。わからないかな?誰もわかってくれないんだよね。

「Songbird」(シーズン2、第19話)

 ケヴィン・マクヘイル演じるアーティに言われた言葉に傷つくブリトニーを励ますべく、サンタナがフリートウッド・マックの楽曲「Songbird(ソングバード)」の歌詞を通じて、ブリトニーに思いを届けようとする。しかし、“隠れレズビアン”のサンタナは、ブリトニーと付き合う寸前までいくも、周りの目が怖くなって逃げ出してしまう…。

シーズン2、第13話

“My carousel horse sweater should make me look like an institutionalized toddler, but no. I look hot and smart. I feel like Michelle Obama.”

 日本語訳:メリーゴランドの馬が描かれたこのセーターは、私をどこかの施設に入れられた幼い子供のように見せるはずだった。でも、(私が着ると)イケてるし賢く見える。ミシェル・オバマになった気分。

「Rumor Has It / Someone Like You」(シーズン3、第6話)

 サンタナがレズビアンなのではないかというウワサが流れるが、まだ両親にそのことをカミングアウトしていなかったサンタナは真実を明かすことに怖気づいてしまう。どちらもアデルのヒット曲である「Rumor Has It(ルーマー・ハズ・イット)」と「Someone Like You(サムワン・ライク・ユー)」のパフォーマンスでサンタナはすべてをぶつける。

シーズン3、第7話

“When I get really pissed off, Santana gets taken over by my other evil personality. I call her Snix. Her wrath of words is called Snix Juice. I’m kind of like the Incredible Hulk. You can’t blame me for anything Snix does”

 日本語訳:すごくムカついてる時、サンタナは邪悪な別人格に乗っ取られるの。私は彼女をスニックスって呼んでる。彼女の吐く暴言は通称スニックスジュースっていうの。強いて言うなら、私は超人ハルクってとこかな。だから、スニックスがやったことで私を責めることはできない。

「 I Kissed A Girl」(シーズン3、第7話)

 サンタナがレズビアンであると知った一部の生徒たちによる「彼女を“正常な状態”に戻そう」という許しがたいジョークに対し、グリークラブの女性メンバーたちが一致団結してケイティ・ペリーの代表曲「I Kissed A Girl(アイ・キスド・ア・ガール)」を歌ってサンタナを擁護。その後、サンタナは両親にレズビアンであることをカミングアウトし、両親はそれを受け入れるが、祖母からは拒絶されてしまう。

シーズン3、第11話

“Today is your lucky day, because Auntie Snicks just arrived on the Bitch Town Express. Now my suggestion is that we drag him, bound and gagged, to a tattoo parlor for a tramp stamp that reads ‘Tips Appreciated’ or ‘Congratulations, You’re My 1,000th Customer'.”

 日本語訳:今日はあなたのラッキーデーよ。なぜならスニックスおばさんがビッチ・タウン・エクスプレスにやってきたから。さっそくだけど、彼を引きずり出して、縛って、さるぐつわをつけてタトゥーショップに連れていって、『チップを頂戴しております』もしくは『おめでとうございます。あなたは私の1,000人目のお客さんです』って彫らせるのはどう?

「Shake It Out」(シーズン3、第18話)

 

 ドット・マリー・ジョーンズ演じるアメフト部のコーチ、ビースト先生の目のまわりにできたアザを見たサンタナは、影で「夫によるドメスティック・バイオレンス(DV)ではないか」と冗談を言ってしまう。その後、謝罪の意を込めて、サンタナはグリークラブの女性メンバーと一緒にフローレンス・アンド・ザ・マシーンの楽曲「Shake It Out(シェイク・イット・アウト)」のカバーをビースト先生の前で披露する。

シーズン4、第4話

“Sophomore year, I used to sit in this back row and secretly watch you. I counted the number of times you’d smile at me, and I’d die on days that you didn’t. I miss this place so much. It’s where we fell in love, where I could say things with music, when words just weren’t enough.”

 日本語訳:高1の時、いつも一番後ろの列に座ってあなたのことをこっそり見てた。あなたが私に向かって微笑んでくれた回数を数えた。あなたが微笑んでくれなかった日は死にそうだった。この場所が恋しい。だって、ここで恋に落ちたから。言葉では伝えきれないことを音楽を通して伝えることができた。

「Mine」(シーズン4、第4話)

 高校卒業後、ブリトニーと遠距離恋愛になり、すれ違いを感じていたサンタナは、テイラー・スウィフトの楽曲「Mine(マイン)」を通じてブリトニーに自分たちの関係がうまくいってないことを伝える。

シーズン4、第16話

“When we had sex, Finn never stopped asking me if I was okay the whole time. And he meant it. One time Becky Jackson left a piece of chocolate birthday cake on my chair and when I sat on it, it looked like I had pooped my pants, so Finn walked behind me until I could get out of school so no one saw my chocolate butt and thought I had messed myself.”

 日本語訳:フィンとセックスした時、彼はその最中私が大丈夫かどうかずっと気にしてた。それは彼の本心からの行動だった。ベッキー・ジョンソンが誕生日のチョコレートケーキのかけらをイスの上に残して、その上に私が座っちゃったことがあったの。私のパンツはまるで私がウンチを漏らしたみたくなった。それを見て私がやらかしたと思ったフィンは、私の背後を歩き続けて、私が学校を出るまで誰にも見られないようにしてくれた。

「Girl on Fire」(シーズン4、第13話)

 サンタナが大学を中退したことを知ったジェーン・リンチ演じるスー先生から、チアリーディング部「チェリオス」のコーチにならないかと誘われるが、ブリトニーに夢を追うようにアドバイスされたサンタナは、アリシア・キーズのヒット曲「Girl on Fire(ガール・オン・ファイア)」を歌って自分自身を奮い立たせる。

シーズン5、第18話

“ Well because I realized the world is even colder than I am. You know, and the only thing that can keep you from freezing to death is to have good friends around you to keep you warm.”

 日本語訳:世界は私以上に“冷たい”ってことに気づいたの。つまり凍え死ぬのを防ぐためには、あなたのことを温めてくれる良い友達が必要ってこと。

「If I Die Young 」(シーズン5、第3話)

 亡くなったフィン役の俳優コリー・モンティスを追悼するエピソードで、サンタナはフィンの死を偲んでザ・バンド・ペリーの楽曲「If I Die Young(イフ・アイ・ダイ・ヤング)」のパフォーマンスを披露するが、途中で泣き崩れてしまう。ちなみに、奇しくもナヤの遺体が発見された7月13日はコリーの命日だった。

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.