シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』の撮影の過酷さを物語る写真を、オーウェン役のクリス・プラットから促される形で、クレア役の俳優ブライス・ダラス・ハワードが公開した。(フロントロウ編集部)

クレア役ブライス・ダラス・ハワードの体が大変なことに

 新型コロナウイルスによるパンデミックの影響で制作が一時中断となっていた、映画『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題:Jurassic World : Dominion)』の撮影が約1ヵ月前にイギリスのパインウッド・スタジオで再開。前作に続いて出演するオーウェン役の俳優クリス・プラットやクレア役の俳優ブライス・ダラス・ハワードら主要キャストも現地入りして、連日のように撮影が行われている。

画像: Photo:©︎AMBLIN ENTERTAINMENT / Album/Newscom

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 そんななか、クレア役のブライスが自身のツイッターを更新し、「かれこれ数週間、笑いすぎてずっとお腹が痛い。この愉快な人(※クリス・プラットのこと)とまた一緒に仕事ができて嬉しい」と近況を報告。すると、このブライスの投稿を見たオーウェン役のクリスが、すかさず「みんなにアザの写真を見せなよ!!!(彼女の体にはスタントをやってできたクレイジーなアザがいくつもあるんだ)みんなに見せてやれ!!!」と返信し、撮影の過酷さを物語る“証拠写真”をアップすることを要求した。

 クリスからの要求にこたえて、その後、ブライスがツイッターで公開した写真がコチラ。腕や脚を中心に体中に痛々しいアザが…。

ブライスは「もう一度、スタントを喜んでやりますって人は手を挙げて」というコメントを添えて、上の写真を公開。

 じつは、シリーズ1作目から主演を務めるクリスとブライスは、以前から『ジュラシック・ワールド』シリーズの撮影がいかに過酷なものかを、数々のインタビューで語ってきた。

 クリスは以前、英This Morningに出演した際、「むしろ怪我をしなかった日はなかったぐらい、過酷な撮影だった」と、撮影中に首や肘、膝、足首などありとあらゆる箇所を負傷したことを告白。その結果、朝起きると「体中から(骨がパキパキと鳴るような)変な音がするようになった。まるで終わりかけの花火みたいな感じ」と、独特の表現で撮影後の体の“異変”を明らかに。

 また、2018年に公開された映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のジャパンプレミアに出席するために来日した際に、フロントロウ編集部が行なったインタビューでも、「坂を駆け下りるシーンで、歳を取ったからか膝を痛めた(笑)」と話していた。

『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』について現時点でわかっていること

 『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』は、2015年に公開された『ジュラシック・ワールド』と、2018年に公開された『ジュラシック・ワールド/炎の王国』に続くシリーズ最新作にして、シリーズ完結編でもある。

 最新作では、グラント博士役のサム・ニール、グラント博士の助手エリー役のローラ・ダーン、そして前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』に出演していたマルコム博士役のジェフ・ゴールドブラムら、『ジュラシック・パーク』シリーズでおなじみの面々が再集結することでも話題。

 ちなみに、タイトルの「Dominion」には「統治と支配」という意味があることから、ジュラシック・ワールド崩壊後の世界を描いた前作の終盤で、収容施設から逃げ出して自由の身となった恐竜たちと、人間の攻防が描かれることが予想される。(フロントロウ編集部)

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