朝からメイクがドロドロに…
夏のメイクで、日焼けの次に厄介なのは「メイク崩れ」。暑さによる大量の汗や皮脂でメイクをしているそばから崩れる…なんて経験、誰しも一度はあるのでは?
プロによると、夏のメイクは“崩れるポイント”を的確におさえるだけで、ドロドロに崩れてしまうのを防ぐことができるそう。そこで、今回は汗や皮脂によるメイク崩れをおさえて、朝のメイクしたてのキレイを1日中キープするコツをメイクのプロが紹介。
マスク崩れにも活用できる、プロのメイクテクを今すぐチェック。
コツ1.化粧下地で汗や皮脂をブロック
セレブメイクアップーアーティストのアシュリー・ホルムによると、夏のメイク崩れをおさえる秘訣は「化粧下地」を仕込むこと。
アシュリーは「(歌やダンスで大量に汗をかく)シンガーのクライアントにメイクをするときは、必ず汗や皮脂をおさえるプライマーを使用する」と米メディアThe Zoe Reportでコメント。メイクの前に化粧下地を使うのと使わないとでは、ベースメイクのもちが段違いに変わってくるという。
コツ2.ファンデーションは“マット”を選ぶ
同じくセレブメイクアップーアーティストのエル・マクファーソンいわく、崩れやすい夏のベースメイクを長時間キープするコツは、マットタイプのファンデーションを選ぶこと。
エルは「ファンデーションを選ぶときは、軽いつけ心地だけれど、パールや油分を多く含むタイプは避けて」とアドバイス。近年はツヤ肌メイクがトレンドなこともあり、ツヤっぽい仕上がりのベースメイクが増えているけれど、その分だけメイクが崩れやすいそう。
絶対にメイクを崩したくないときは、汗や皮脂をブロックしてくれるロングウェアー処方のマットファンデーションを使うのが最も適切だと話している。
コツ3.防水タイプのコンシーラーを使う
気になる肌悩みをカバーしてくれるコンシーラーだけれど、つけているそばからドロドロに崩れることも。そんなコンシーラーのヨレや崩れは、適切なコンシーラーを選ぶことで回避することができるという。
メイクアップアーティストのギタ・バスによると、崩さないポイントはウォータープルーフ処方のコンシーラーを使うこと。ギタは「近年のウォータープルーフコンシーラーは実に優秀で、メイクがヨレたり崩れたりしない」とコメント。
薄づきでカバー力が高く、しかも防水性にも優れたナーズの「ラディアント クリーミー コンシーラー」やカバーガールの「トゥルーブレンド アンカバー コンシーラー」などがオススメだそう。
コツ4.メイクキープスプレーは必須
メイクの仕上げは、必ず“オイルフリー”のメイクキープスプレーを使用すること。
セレブメイクアップアーティストのマイ・クィーンいわく、オイルを含むメイクキープスプレーは保湿力が高いけれど、テカリやメイク崩れの元になりやすいため避けたほうがいいそう。
代わりに、オイルフリーのメイクキープスプレーを使うことで、しっかりとメイクが固定されるだけでなく毛穴もキュッと引き締まり、なめらかな美肌に仕上がるという。
夏のドロドロを回避するプロのテクニックを上手に活用して、つけたてのような美しいメイクをキープしてみて。(フロントロウ編集部)