メイクの仕上がりを変えるビューティーブレンダーの使い方
多くのプロが愛用する「ビューティーブレンダー」は雫型のメイクスポンジで、セレブのメイク動画などでもいつも登場する定番のアイテム。
水に濡らして使うメイクスポンジで、ファンデーションのブレンドに使うと化粧ノリが良くなるうえ、エアブラシで仕上げたようなキレイな仕上がりを実現し、さらにメイクの持ちまで良くなると高く評価されている。
しかし、メイクのプロによると、ビューティーブレンダーを使ってファンデをキレイになじませるには、ちょっとしたコツがあるという。
ファンデを広げてからポンポンと叩いて使う
ビューティーブレンダーは簡単に使えるツールだけれど、ひとつ守るべき基本的なルールがあるという。それはポンポンと肌をタッピングして使うこと。
ビューティーブレンダーのグローバルトレーナーを務めるメイクアップアーティストのマーク・チーは「顔全体にファンデを広げるために、肌の上をすべらせてビューティーブレンダーを動かすのは避けて」と米Bustleにコメント。ビューティーブレンダーはポンポンと肌をタッピングしながら使うのが正しい使用法で、すべらせる動作で使ってしまうと、仕上がりにムラができてしまうそう。
エアブラシのようにキレイに仕上げるには、まず指やブラシである程度ファンデを広げてから、ビューティーブレンダーでポンポンと叩くようアドバイスした。
ファンデーションを使う量は少なめに
キレイな肌に仕上げるには、使うファンデの量もポイント。マークによると、ビューティーブレンダーがファンデを吸収すると思って必要以上の量をつけている人が多いという。でもそれは逆効果。
マークは、ビューティーブレンダーはブラシや指で塗るときよりもかなり少ないファンデの量でキレイに仕上げられるツールだと説明し、「多いと厚塗り感がでてしまうこともあるから、むしろ少なめに塗るようにして」と話した。
細かい部分には尖った面も活用して
ビューティーブレンダーのあの独特な形にもキレイに塗るための秘訣が隠されている。
丸まった部分だけでなく尖った部分も使うことでビューティーブレンダーの良さを最大限活かせると話すマークは、「目元や小鼻のまわりなど細かい部分は、尖った面を使うとしっかり肌に密着させられる」と説明。目元のコンシーラーをなじませるときにも尖った面を使うべきだという。
ビューティーブレンダーは日本でもバラエティショップなどで購入できるので、ぜひチェックしてみて。(フロントロウ編集部)