ブリトニー・スピアーズがビキニ姿で全身に入ったタトゥーをお披露目。フォロワーたちがコメント欄でざわついている理由って?(フロントロウ編集部)

ブリトニー・スピアーズが「全身タトゥー」をお披露目

 大病を患った父親ら家族との時間を優先するという理由で、2019年1月に“無期限の活動休止”を発表して以来、表立った活動はしていないシンガーのブリトニー・スピアーズだけれど、休養中はインスタグラムで公開する写真や動画を通じてファンたちと交流している。

 日頃からハードなトレーニングの模様やダンス動画、1人ファッションショーの様子などをマイペースに公開しているブリトニーが、先日、新たに公開したのが、全身に白いタトゥーが入ったこちらのビキニショット。

 すでにお察しの方も多いと思うが、“全身タトゥー”といっても、ブリトニーが挑戦したのは、白いインクで施されたヘナタトゥー。

 ヘナタトゥーは、植物由来のインクを使った「消えるタトゥー」として知られており、一定期間が過ぎると消えていくもの。自宅でできるキットも販売されているほか、ヘナタトゥーの繊細なデザインを象ったタトゥーシールやスタンプも販売されており、インクの滲み方から見るに、ブリトニーはおそらくスタンプのバージョンを使って自分で施したよう。

 2枚目には、ボヘミアン調の刺繍が入ったトップスを着用した写真を公開したブリトニーは、「ヘナタトゥーについ夢中になっちゃった! 2枚目の写真は、ボヘミアンルックって言うのかな。腰に手を当てるポーズはあんまりイケてないかもしれないけど! 私は注目されたかったのかな」とお茶目にコメント。ヘナタトゥーに没頭して、ついたくさん入れてしまったことを報告した。


フォロワーたちから身を案じる声

 ブリトニーが遊び心たっぷりに公開したこの写真には、ヘナタトゥーの出来栄えを褒めるコメントに混じって、複数のフォロワーたちから心配の声が。

 ブリトニーといえば、休養入り前の2019年5月頃、ブリトニーが活動の自由を奪われていると信じる一部のファンたちの間で「#Free Britney(ブリトニーを開放せよ)」というスローガンを掲げた解放運動が勃発

 ブリトニーは、父親のジェイミー・スピアーズが病に伏したことがきっかけで、精神のバランスを崩し、メンタルヘルスケア施設に入所して療養したこともあったが、一定数のファンたちは、これが、ブリトニーの意思ではなく、彼女が38歳になった現在も成年後見人を務める父ジェイミー(※)やマネージメントチームによる“強制”だったと信じている。

※2019年9月に健康上の理由にその立場から身を引いている

画像: フォロワーたちから身を案じる声

 最近になり、SNS上でブリトニーがジェイミーや周囲の人間にキャリアや財産はもちろん、外出制限や車の運転の可否といった生活全般をコントロールされている、彼女が2016年から交際している恋人でダンサーのサム・アスガリは監視役としてブリトニーに寄り添っているなどといった説が出回ったことで、「Free Britney」が再び注目を浴びることに。

 現在ブリトニーの活動の場は、実質インスタグラム上のみにとどまっているため、ブリトニーが各投稿を通じて、世間に対して何らかのSOSのメッセージを発信しているのではないかと、「Free Britney」をサポートするファンたちは目を光らせている。

 そのため、今回ブリトニーが公開した全身ヘナタトゥーの写真にも、「どういう意味?」「何か伝えたいことがあるんじゃないの?」、「私たちはあなたに注目してるよ!さあ、教えて」と、もしも悩んでいることがあるなら打ち明けて欲しいといった呼びかけが相次いでいるというわけ。

画像: 7月22日、ロサンゼルスの裁判所前で「Free Britney」のプラカードを掲げ、ブリトニーの解放=成年後見人制度の終了を訴えるファンたち。

7月22日、ロサンゼルスの裁判所前で「Free Britney」のプラカードを掲げ、ブリトニーの解放=成年後見人制度の終了を訴えるファンたち。

「Free Britney」が再活性化していることについて、ブリトニーは完全スルーしているが、彼女の実の妹のジェイミー・リン・スピアーズは、「誰にも姉のメンタルヘルスについて代弁する権利はない」とインスタグラムを通じてコメント。

画像: ブリトニーの妹、ジェイミー・リン・スピアーズ

ブリトニーの妹、ジェイミー・リン・スピアーズ

 ブリトニーの兄のブライアン・スピアーズは、最近出演したポッドキャスト『As NOT Seen on TV』で、ブリトニーがだいぶ前から成年後見制度を終わりにしたいと望んでいることを明かしつつも、「(成人後見制度は)今となっては、家族全体にとっては素晴らしいものだった」と語り、ブリトニーの気持ちは理解できるが、成年後見制度が解除されたところで、15歳からスターとして周囲の人間にすべてを世話してもらってきたブリトニーが、今さら、自分1人で色んなことができるとは思えないという現実的な見解も口にした。

画像: 2016年、ブライアンと彼の家族と公園に出かけたブリトニー。

2016年、ブライアンと彼の家族と公園に出かけたブリトニー。

 その実情が世間で出回っている説と一致するかは定かではないが、ブライアンの発言から察するに、ブリトニーが12年以上続いてきた後見人制度を窮屈に感じていることは確かなよう。

 ブリトニーへの成年後見人制度の適用は、そもそも、彼女が2000年代にメンタルの問題を抱え、突然髪を丸坊主にしてしまうなどの奇行に出たことがきっかけで判断が下されたもの。

 現在はブリトニーのケア・マネージャーを長年務めてきたジョディ・モンゴメリーが父ジェイミーに代わって一時的な成年後見人を任されているが、新型コロナウイルスの感染拡大により公判に影響が出たため、制度の適用期限が8月22日まで延長されたことが5月に発表された。

 期限まで残すところあと1カ月ほど。ブリトニーの日々の投稿と並行し、今後、成年後見人制度問題がどう進展するかにも、ますます関心が高まっている。(フロントロウ編集部)

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