『ザ・ボーイズ』のスターライト役で有名なエリン・モリアーティは、大のスタジオジブリ作品のファン。その愛を熱弁!(フロントロウ編集部)

ファンが多いスタジオジブリ

 Amazonプライム・ビデオによる大ヒットドラマ『ザ・ボーイズ』は、腐敗したヒーロー集団である「セブン」と、ヒーロービジネスを行なうヴォート社、その2つの集団に立ち向かう「ザ・ボーイズ」の戦いを描く作品。

 本作の視聴には年齢制限が設けられており、映像やストーリーはなかなか過激だが、そのコンセプトを利用した緻密な展開やキャラクター設定などから高い人気を誇っている。

 ヒーローたちがむしろ悪者である本作だが、エリン・モリアーティ演じるスターライトや、ドミニク・マケリゴット演じるクイーン・メイヴなどは、腐敗のなかで闘う姿や葛藤が描かれ、支持される存在。

画像: エリン・モリアーティ

エリン・モリアーティ

 そんなスターライトを演じるエリンは、じつは大のジブリ作品好き! 過去には、米EWのインタビューでジブリを「崇拝してます」と話し、愛を爆発させていた。

 「スタジオジブリ!アニメ!それが、私が今でも見てる映画のファンダムです。もう、崇拝してます。私のお気に入りの作品を撮った宮崎監督は信じられないほどすごい。私が本当にあの映画が好きな理由は、『千と千尋の神隠し』は…、いや、とくに『もののけ姫』は本当に暗いし、多くの人は子供向け映画とは考えないと思うけど、父は私にこれを見せたかったんです。
 この作品に出てくるキャラクターは、すごくイケてるし、すごく暗いし、すごく新しい。私はこっちの世界観のほうが、ディズニープリンセスより好きでした。もちろんディズニーも好きですけどね。
 『千と千尋の神隠し』は女性が主役だし、キャラクターはハードな状況に追い込まれるけど、そこから抜け出すために、彼女達は自分自身を引っ張っていける。でも世界はすごくダークですよね。そして、美術的にもすごく美しい!とにかく女性キャラクターがイケてるし、私が幼かった頃のアメリカコミックであった女性のリードキャラクターとは似てなかったですよ」

 ハードな状況に追い込まれても、自分で自分を引っ張っていける女性キャラクターたち。そしてその世界はすごくダーク…。エリンの話を聞いていると、なんだかジブリ作品と『ザ・ボーイズ』の世界は似ているのかもと思えてくる。

 また、エリンが話すとおり、最近では様々なディズニープリンセスが描かれるようになってきているが、1994年生まれの彼女の幼少期には、ディズニーやアメコミの女性キャラクターは今よりも画一的だったと言える。もちろん、他の日本のアニメ・漫画の女性キャラクターや、はたまたジブリ作品であっても問題は指摘されているが、ジブリ作品のほうがエリンの趣味にあっていたよう。

 ジブリ作品のファンは海外俳優にもとても多く、アリアナ・グランデやトム・ホランド、エイサ・バターフィールドなどがスタジオジブリ作品が好きであると語ってきている。

(フロントロウ編集部)

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