2020年7月17日にEP『THE PRELUDE(プレリュード)』をリリースしたピンク・スウェッツって知ってる?その名の通り、ピンクが大好きなピンク・スウェッツのチャーミングな魅力を紐解く!(フロントロウ編集部)

デビューアルバムのリリースを控えたピンク・スウェッツ

 1992年にフィラデルフィアで生まれた現在28歳のピンク・スウェッツ(Pink Sweat$)は、2018年11月2日にEP『ヴォリューム1(Volume 1)』でデビューしたアーティスト。

画像: デビューアルバムのリリースを控えたピンク・スウェッツ

 大のピンク好きを公言しているピンク・スウェッツ(本名:デヴィッド・ボウデン)は、その名も『ピンク・プラネット(Pink Planet)』と題されたデビューアルバムのリリースも控えている、現在最も注目されているアーティストの1人!

  元々はソングライターとして活動していた彼が奏でる上質なポップミュージックや、その柔らかく官能的とも言える歌声が、デビューアルバムのリリース前から早くもファンを惹きつけているのは言うまでもないのだけれど、思わず「カワイイ」とこちらの声が漏れてしまいそうなるチャーミングなキャラクターも彼の大きな魅力!

ピンク・スウェッツのここがカワイイ!

①名前の由来がカワイイ!

 ピンク・スウェッツという名前の由来は、名前の通り、ピンクのスウェットから。ピンクが好きな彼がスタジオ作業の際にピンクのスウェットを着ていたことから、このニックネームがつけられたという。彼はかつてソングライターとしてスタジオで作業していた当時について、米DJBoothとのインタビューで次のように回想している。

画像1: ピンク・スウェッツのここがカワイイ!

「数ヶ月の間、スタジオに通っていた時期があったんだけど、ピンクの服を着ていてね。毎日、ピンクのスウェットを履いて通っていたんだ。僕の名前を知らなかった人がいたんだけど、ある日僕がいなかった時に、彼が『なあ、ピンク・スウェッツはどこだ?』って訊いたんだよ」

②誕生日がカワイイ!

 これはもちろん偶然なのだけれど、ピンク・スウェッツは1992年2月14日のバレンタイン・デー生まれ! 恋人たちが愛を伝え合うこの日に、ピンクを愛する彼が生まれたなんてロマンティックで、もはや必然とも思えてしまう。

画像2: ピンク・スウェッツのここがカワイイ!

③マスコットのピンク・ベアがカワイイ!

 ピンク・スウェッツがキュートなクマに変身した「ピンク・ベア」が彼のマスコットキャラクター!公式グッズやミュージックビデオに、たびたびピンク・ベアが登場している。

画像: 海外の公式サイトで販売されているピンク・スウェッツのTシャツ。
海外の公式サイトで販売されているピンク・スウェッツのTシャツ。
画像: 「17」のミュージックビデオに登場するピンク・ベア(右)。
「17」のミュージックビデオに登場するピンク・ベア(右)。

 ゆるいマスコットまでいるなんて、やっぱりピンク・スウェッツはかわいい。

セレブたちも彼に注目!

 ピンク・スウェッツのチャーミングなキャラクターや楽曲は、ファンのみならず、多くのセレブたちも魅了! 『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で知られるリアリティスターで実業家のカイリー・ジェンナーがSNSで彼の楽曲に言及したほか、バラク・オバマ元米大統領の妻であるミシェル・オバマがプレイリストに彼の楽曲を選出するなど、注目を集めている。

画像1: セレブたちも彼に注目!
画像: ミシェル・オバマは2020年1月、リゾやブルーノ・マーズ、エド・シーランらの楽曲と共に、ピンク・スウェッツの「オネスティ(Honesty)」を『2020年のワークアウト・プレイリスト』に選出。同曲は、“クールダウン用”のセクションで選出されている。©Michelle Obama/Twitter

ミシェル・オバマは2020年1月、リゾやブルーノ・マーズ、エド・シーランらの楽曲と共に、ピンク・スウェッツの「オネスティ(Honesty)」を『2020年のワークアウト・プレイリスト』に選出。同曲は、“クールダウン用”のセクションで選出されている。©Michelle Obama/Twitter

 さらには、ジャスティン・ビーバーやショーン・メンデス、サブリナ・カーペンターら、多くのセレブがピンク・スウェッツのインスタグラムをフォローしている。

画像2: セレブたちも彼に注目!

K-POPシーンからもラブコール!

 BTSやBLACKPINKなどの大躍進に象徴されるように、今や欧米でも空前の大ブームが巻き起こっているK-POPだけれど、そんなK-POPシーンからも、ピンク・スウェッツは多くのラブコールを受けている。

 BTSのVことキム・テヒョンは、「テヒョン、『17』を歌おう」というピンク・スウェッツからのオファーに応えて、ピンク・スウェッツのヒット曲「17」をカバー! ピンク・スウェッツは「君らしさが出ているよ」とVのカバーを称賛している。

画像: K-POPシーンからもラブコール!

 ピンク・スウェッツの楽曲「17」と同じ名前を持つボーイズグループSEVENTEENのメンバー、ドギョムは、「オネスティ」をカヴァー。

 また、シンガーのCrush(クラッシュ)とはコラボレーションが実現していて、「I Wanna Be Yours(アイ・ワナ・ビー・ユアーズ)」をリリースしている。

ニューEP『プレリュード』をリリース

 そんなピンク・スウェッツが、2020 年7月17日にニューEP『THE PRELUDE(プレリュード)』をリリースした。“前奏”を意味する『プレリュード』というタイトルの通り、来たるデビューアルバム『ピンク・プラネット(Pink Planet)』の前奏曲のような内容になっている。

画像: 『プレリュード』のアートワークにもピンク・ベアが!

『プレリュード』のアートワークにもピンク・ベアが!

 6曲入りの本作には、BTSのVがカヴァーした「17」や、シングル「ノット・オールライト」などが収録されている。「ノット・オールライト」は、今世界で起きている出来事に対する思いを込め、「黒人としてアメリカで生きながら経験する様々なことに対する感情について書いた楽曲」となっており、同曲のリリースに際してピンク・スウェッツは以下のメッセージを寄せている。

 「僕の立ち位置を通して、どうすれば世界にポジティブな変化を及ぼすことができるか一生懸命考えたんだ。僕は音楽を通してみんなに呼びかけるよ。僕はこれからもずっと、愛を告げ、団結を告げ、僕の信念のために立ち上がることを恐れないよ。きっと僕らは大丈夫じゃない、でもみんな決して一人じゃないからね」

 『プレリュード』からは、これまでに「17」と「Icy(アイシー)」のミュージックビデオが公開されている。

「17」

「92歳になっても同じグルーヴで一緒に踊るのさ/17歳の時と同じように」

 「一生変わらないことを約束してほしい/僕も変わらないでいるから」と、愛する人への生涯変わることのない愛を歌った「17」のミュージックビデオは、年老いたピンク・スウェッツが老夫婦の夫に扮するシーンからスタート。例によってピンクのトーンを基調にしたこのビデオでは、年を重ねても変わらない夫婦の愛が描かれている。

「アイシー」

「俺は氷のようにクール/頭の先からつま先まで、みんなが俺を好き」

 「17」のロマンティックな雰囲気から一転して、自分がいかにクール(アイシー/Icy)かを歌った「アイシー」のビデオでは、煌びやかなゴールドとシルバーのネックレスを着けたピンク・スウェッツが、ダンサーたちを引き連れてパフォーマンス。ダンサーたちが身につけているバンダナや、ピンク・スウェッツの衣装にはもちろんピンクが使われていて、自信たっぷりな歌詞とは裏腹に、あたたかい雰囲気が漂うビデオになっている。

 待望のデビューアルバム『ピンク・プラネット』のリリース日については現時点で明らかになっていないものの、『プレリュード』を聴けば、アルバムの発表が待ち切れなくなること間違いなし! チャーミングなキャラクターの持ち主であるピンク・スウェッツが奏でる甘美なグルーヴに、思う存分に浸ってみて。

<リリース情報>
ピンク・スウェッツ / Pink Sweat$
ニューEP 『プレリュード/ THE PRELUDE
2020年7月17日配信
<収録楽曲>
1. Give It To Me
2. Icy
3. Not Alright
4. At My Worst
5. 17
6. Lows
ストリーミングはこちらから。

画像: 「アイシー」

(フロントロウ編集部)

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