グラミー賞のトロフィーの大胆な使い方とは?
2000年公開の映画『グラディエーター』でアカデミー主演男優賞を受賞した俳優のラッセル・クロウが、人気コメディ俳優のジェームズ・コーデンが司会を務めるトーク番組『The Late Late Show(原題)』に自宅からリモート出演し、プライベートで親交があるシンガーのエド・シーランに教わったというグラミー賞のトロフィーの“意外な活用法”を披露した。
ゲストの自宅にある貴重な品を紹介するコーナー「Late Late Show ’n Tell(原題)」に参加したラッセルは、数年前にオークションで手に入れたというカントリー界のレジェンド、故ジョニー・キャッシュが参加したアルバム『Class of ’55』がグラミー賞を受賞した際のトロフィーを特別に公開。さらに、このトロフィーにまつわるこんなエピソードを披露した。
自宅があるオーストラリアの農場に招待するほど、エドと親しい関係にあるというラッセル。これまでに何度か農場に来たことがあるというエドが、ある日の夜、ラッセル宅のバーで飲んでいる時に“ジョニー・キャッシュのグラミー(のトロフィー)はどこ?”と聞いてきたので、エドに見せるためにラッセルがトロフィーを持って来たところ、驚きの行動に出たという。
エドは、ラッセルに「グラミー(のトロフィー)で何をするか知ってる?」と言うと、なんとトロフィーのスピーカーの部分にジャック・ダニエルを注いでいっき飲み! グラミー賞のトロフィーをショットグラス代わりにするという意外かつ少々罰当たりな気もする活用法に、さすがのラッセルも相当たまげたそう。
ご存じの方も多いと思うが、「音楽界で最も権威ある賞」と言われるグラミー賞をエドはこれまでに4度受賞している。ある意味そんなエドだからこそ為せる大胆な活用法に、このエピソードを聞いた番組司会者のジェームズは、「これまでに聞いたショービズ界にまつわるストーリーで1番かもしれない。この話を共有してくれてありがとう」と感謝した。
(フロントロウ編集部)