DCのキュートな人気ヴィラン、ハーレイ・クイン
ハーレイ・クインはアメリカの出版社、DCコミックスのキャラクター。同社の人気ヒーロー『バットマン』の世界に登場する、破天荒で天真爛漫な性格のヴィランで、多くのファンから愛されている。
初めてハーレイが登場したのは、1992年に放送されたアニメ『バットマン』。そのキュートなキャラクターが人気を呼び、コミック版へと逆輸入されることになった。登場した頃は、中世の道化師のように肌を真っ白く塗ったピエロ姿で、患者として受け持ったジョーカーに惚れ込む精神科医だった。
その後、2011年にDCコミックスは「コミックスのキャラクターが生まれてから70年以上が経ち、設定やキャラクターが古びてきた」ことを理由に、大規模なリニューアル企画『New 52』を決行。その際ハーレイの衣装も大きくチェンジされ、現在多くの人が見慣れている露出度の高い衣装に変更され、ジョーカーにベッタリだった関係性も見直された。
さらに、2020年3月20日には初の実写版の単独映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』が公開され、人気は止まることを知らない。映画版でハーレイを演じているのは映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』や『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』に出演している人気俳優マーゴット・ロビー。彼女は、2016年に公開された『スーサイド・スクワッド』よりハーレイ・クイン役を務めている。
そんな売れっ子の悪カワヒロイン、ハーレイ・クインに新たな衣装が登場!
ハーレイ、どんどんカッコよくなる!
ハーレイ・クインの新たなコスチュームを描いたのは、DCコミックスのペインターとしてコミックスの『スーサイド・スクワッド』などを手がけるブルーノ・レドンド。
Just talked with @whatthe_shea and she gave me permission to share this: Harley’s new suit in last #SuicideSquad chapter (without the mask) @TomTaylorMade #SquadGoalsDC pic.twitter.com/tpQzU0PmYW
— Bruno Redondo (@Bruno_Redondo_F) August 14, 2020
新しい衣装は、これまでハーレイが身につけていたような露出の多いものではなく、全身が隠れたスーツ。初期のピエロ風にインスピレーションを受けたような赤と黒のデザインで作られたレザー生地のようなジャケットは、裾が燕尾服風になっていて、ちょっとコミック版のジョーカーの要素も取り入れられていることがわかる。
この衣装はファンによって圧倒的に支持されており、「史上最高のデザイン」「すでにお気に入りのコスチューム。自分が死ぬまで変更しないで」「本当に大好き。この衣装はクラシックなデザインも取り入れつつ、新しく興味深い変化も加えられているよね。誰が作ったのか、どうやって手に入れたのかが気になるなあ」とテンション上がりまくりのコメントがたくさん届いている。
この衣装が映画版にも取り入れられるかに関してはまだ明かされていないけれど、マーゴットに似合うに違いない。「カワイイ」も「カッコいい」も手に入れられちゃうハーレイは、最強のヴィランだといえる。
そんなハーレイは、日本時間2020年8月23日午前2時より開催となる、世界中の誰もが無料で参加できる24時間のオンラインバーチャルイベント「DCファンドーム」でも大活躍する予定! 映画でハーレイ役を務めるマーゴット・ロビーだけでなく、現在アメリカで放送中のアニメ『ハーレイ・クイン』から、ハーレイの声優を務めるケイリー・クオコも参加。ハーレイに関する新情報もゲットできるかもしれないので、ぜひ参加して。(フロントロウ編集部)