最新作でカムバックするはずだったが…
2021年公開予定の映画『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題:Jurassic World : Dominion)』で、シリーズ復帰を果たすことをウワサされていたロウリー・クルーザース役の俳優ジェイク・ジョンソンは出演しない可能性が高いと米Cinema Blendが伝えている。
2015年に公開された映画『ジュラシック・ワールド』で登場した管理室で働く恐竜オタクのロウリーは、続編の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』では出番がなく、一部のファンから最新作での復帰を願う声があがっていた知る人ぞ知る人気キャラクター。
今年2月、グラント博士役のサム・ニールやグラント博士の助手エリー役のローラ・ダーン、マルコム博士役のジェフ・ゴールドブラムら、『ジュラシック・パーク』シリーズでおなじみの面々に加え、ロウリー役のジェイクも出演者として名を連ねていることが報じられたが、新型コロナウイルスによるパンデミックの影響で撮影が一時中断となり、制作に大幅な遅れが生じたことがジェイクの出演を阻むかたちに。
『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』への出演の是非について、ジェイクは米Colliderのインタビューで、「(最新作の)撮影に参加する気満々だったのに、パンデミックが発生して何もかも延期になり、スケジュールが組み直されることになった。『Stumptown(原題)』の新シーズンの撮影もあるから、どうにかできないか模索してるところ。スケジュールをうまく調整して、(出演を)実現させることができたらいいんだけどね。監督のコリン・トレボロウは古い友人で仲が良いから、しょっちゅう会話してるし、解決策を見出せたらと思ってる」と事情を説明。
現在、スケジュールの関係で出演計画は白紙状態になっているものの、シリーズ最新作にして完結編の『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』に、ジェイク自身、出演を切望していることがわかった。
ちなみに、約2ヵ月前からイギリスのパインウッド・スタジオで撮影が再開した『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』は、9月から場所を変え、マルタで撮影が行われることが明らかになっている。タイトルの「ドミニオン(Dominion)」には「統治と支配」という意味があることから、ジュラシック・ワールド崩壊後の世界を描いた前作の終盤で、収容施設から逃げ出して自由の身となった恐竜たちと、人間の攻防が描かれることが予想されるが果たして。(フロントロウ編集部)