ジェイソン・モモア主演『アクアマン』
映画『アクアマン』は、DCコミックスの人気ヒーローであるアクアマンを主人公にしたスーパーヒーロー映画。主人公のアクアマンことアーサー・カリーを演じているのは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』や映画『コナン・ザ・バーバリアン』で知られるジェイソン・モモア。
ジェイソン演じるアクアマンは2016年に公開されたDC映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で初登場。その後、同じくDC映画『ジャスティス・リーグ』で人気を得て、2018年には単独映画『アクアマン』が公開された。
コミックスでアクアマンは短く刈りそろえられた金髪の青年として描かれているけれど、ジェイソンは見事そのイメージを払拭。ワイルドで、長髪を振り乱しながら戦う力強い海の王の姿を多くのファンに印象付けた。
2018年に公開された映画『アクアマン』は、2019年1月27日時点で世界の興行収入が10億9000万ドルを記録し、DC映画史上No.1の興行成績となった。本作は、人間として育てられてきたアーサーが実は海底王国アトランティスの末裔で、アトランティスと人間世界との間に戦いが生まれそうになった時、海を守るべきか地上を守るべきかの選択を迫られる…というストーリー。
映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』や『ソウ』シリーズを手掛けたジェームズ・ワン監督の手によって作り出された大迫力の描写が評価された。
そんな本作の続編にあたる『アクアマン2』は、現在制作が行なわれているところ。再び監督を務めるワン監督は、『アクアマン2』について少しだけ新情報を明かした。
ちょっとだけホラー!『アクアマン2』
ワン監督は、2020年8月23日に開催されるDCコミックス史上最大のバーチャルイベント『DCファンドーム(DC FanDome)』に先駆け、Twitterでファンに向けて少しだけ動画で『アクアマン2』の情報を明かした。
ファンから次の映画にはホラーテイストがあるのかと聞かれたワン監督は「イエスだ。最初の映画(『アクアマン』)にホラーな要素が少しあったように、次の映画の海溝のシーンに関しても、少し(ホラー要素が)入っていると思う」と語った。
映画『死霊館』シリーズ、や『ソウ』シリーズなど、数々のホラー映画を手掛けているワン監督はさらに、「(ホラーは)僕らしさの一つだから、こういった映画で自然に出てくるものだ。『アクアマン』のような、水中の世界という怖さのある場所が舞台になっている映画だととくにね。だから自然と、ホラージャンル好きの僕としては、いろんなシーンにそういう自分のホラーなテイストを入れようとするんだ」と、ホラー要素への強いこだわりを語った。
海はとても美しい反面、まだまだ未知の部分が多く、さまざまな危険と隣り合わせな場所。映画『アクアマン』でも、海の恐怖を感じるシーンがいつくかあったけれど、『アクアマン2』ではさらにそれがパワーアップするのかもしれない。映画『アクアマン2』は、2022年12月に全米公開予定。また、2020年8月23日に開催されるDCコミックス史上最大のバーチャルイベント『DCファンドーム(DC FanDome)』でも何らかの新情報が発表されるかもしれない。(フロントロウ編集部)