ディズニープラスの『マペット大集合!』とは?
『マペット大集合!(Muppets Now!)』は、カエルのカーミットやミス・ピギーといったおなじみのマペットたちが主役となり、初めて「台本無し」で制作されたバラエティ作品。全6話となるこのシリーズは、マペットたちの天真爛漫なデタラメさや驚くべきゲストがみどころ。
フロントロウ編集部では、2020年8月21日よりDisney+ (ディズニープラス)で配信開始となる『マペット大集合!(Muppets Now!)』のカーミット、ペペ、スクーターの特別インタビューを公開。番組本編を期待させるキュートなコメントをご紹介。
カエルのカーミット
ハロー、カーミット!
カーミット(以下K):ハロー、元気かい?
今日はお時間ありがとうございます。この新しいマペットの番組『マペット大集合!』が作られるのを知った時、あなたはどのように感じましたか?あなたの反応はどういったものでしたか?
K:僕が、自分たちの新しい配信シリーズである『マペット大集合!』をディズニープラスでやることになるのを知った時、とても興奮したよ。最初に僕がとても興奮させられたことは、脚本がないことだった。僕らは過去に脚本を使ったことはある。でも、実際は、僕らはそういったもの(脚本)を使わないんだ。そういったものはあるけど、僕らはそれらを使わない。それらは最終的に、リサイクル用のゴミ箱の中に入ることになるんだ。だから、僕らが普段やっていることを、進んでやるのは楽しかったね。
このシリーズでは、あなたのどんなところに注目したらよいでしょう?カーミットについてなにかエキサイティングなものはありますか?
K:そうだね。『マペット大集合!』では、それぞれのエピソードにいくつもの素晴らしいコーナーがあるんだ。そして、それらにはすべて違うマペットが登場する。だから、僕はその中でいろいろやるんだ。ル・ポールにインタビューしたりね。でも、他のことをする他のマペットたちもいる。スウェーデン人のシェフは料理コーナーをやるし、ミス・ピギーはライフスタイルのコーナーをやる。そこでは、僕も少し参加したりする。そして、ブンゼンとビーカーによる、とてもいい実地テストの実験コーナーがある。そして、先ほど僕が言った、(親密にという意味のUp Close & Personalをもじった)『Mup Close & Personal』というセレブをインタビューするコーナーがある。そして、多くの素晴らしいスターたちが番組に登場するんだ。
あなたがおっしゃったように、多くの素晴らしいゲスト、面白いセレブが番組に登場します。どなたとのお仕事が最も印象に残っていますか?
K:僕はリンダ・カーデリーニが大好きなんだ。もちろん、ル・ポールも大好きだ。ダニー・トレホはとても素晴らしい。そして、セス・ローゲンに、オーブリー・プラザに、タイ・ディッグス、彼らみんながとても素晴らしいよ。彼らが、僕らと一緒に時間を過ごして、『マペット大集合!』をやりに来てくれて、僕はとてもありがたいと感じているよ。
撮影中の面白いエピソードで、なにか教えていただけるものはありますか?
K:番組を考え出している時に、なにをしたいかを正確に知ろうとするのはいつも難しい。みんなが、どんな番組をやりたいかについて自分たちの考えを持っているんだ。マペットたちの何人かが提案したアイディアのいくつかはそんなに素晴らしいものじゃなかった。ゴンゾは、『ゴンゾのタピオカ・ハッピー・アワー』というコーナーを提案した。(でも)僕らはそれをやらなかった。そして、『アニマル、野菜、それともミネラル』というコーナーが提案された。そこでは、アニマルが野菜や岩を食べるんだ。それも実現しようとは思わなかった。そして、もう一つ、『ハミルトン2』というのがあった。それは、ハミルトンになったミス・ピギーが一人でやるコーナーだったけど、それもやらなかったね。
このシリーズを楽しみにしている日本のマペットファンたちにメッセージをお願い出来ますか?
K:日本の僕らのファンたち、僕が多分言うのは、「ハイホー、日本のファンたち!僕だよ。カエルのカーミットだよ!あなたたちに、ディズニープラスの新しいマペットの脚本なしのシリーズ『マペット大集合!』を見てもらえるのが待ち切れないよ!それは8月21日に公開されるんだ!是非、見てね!
ありがとうございます。
K:どうもありがとう!素晴らしい日を過ごして!
エビのぺぺ
ペペ(以下P):ホラ(スペイン語のハロー)、元気ですか?
ペペ、今日はお時間いただきありがとうございます。
P:とんでもない。(こちらこそ)ありがとう。あなたは日本から来ているの?日本に住んでいるの?日本はどこから?
いいえ。私はここ(ロサンゼルス)に住んでいます。日本から来ていますが、今はここに住んでいるんです。
P:なるほど、あなたはここに住んでいるんだ。オッケー。あなたのシャツが好きだよ。
ありがとうございます。『マペット大集合!』で、他のマペット作品との違いや、ユニークな点を教えて下さい。
P:そうだね。多分、僕らがそれを脚本なし(の番組)と呼んでいるから、多くのクレージーなものがつまっている。予想外のものがね。多くの予想外のクレージーなものがね。(そして)すごく楽しい。すべてのマペットの部分が楽しいんだ。それは脚本がないからだと思う。これは僕らが脚本なしでやった最初のシリーズなんだよ。
それはつまり、あなたたちはたくさんのアドリブをしないといけないということだと思いますが…
P:そうだね。
マペットのキャラクターたちや人間のキャラクターたちと、アドリブをやるのに苦労した点は?
P:そうだね。僕にとっては問題なかったんだ。僕はそれ(アドリブ)が大好きなんだ。僕は自分の心に浮かんだことを言うのが大好きだ。僕が言っていることわかる?僕は自分が考えていることをなんでも言うのが大好きだ。だから、僕にとってそういったことは問題じゃない。何人か他のマペットたちは、時々、脚本を欲しがったりする。彼らはなにが起きるか知りたいんだ。でも、それはコントロールだよ。すべてはコントロールなんだ。でも、ゲストやセレブたちは、(脚本のないことを)すごく楽しんでいる。彼らはオッケーなんだ。彼らは、「やってみよう!なにが起きるか見てみよう!」というアイディアがとても大好きだったね。
あなたのキャラクター、ペペですが…
P:僕はペペだよ。
この新しいシリーズで、ペペについてなにかエキサイティングな面(注目すべき点)を見ることになるのでしょうか?
P:シー(スペイン語のイエス)だよ。僕は自分のコーナーを持っているんだ。それはゲームショーなんだ。『ペペの驚くべきゲームショー』だよ。それは素晴らしいんだ。その中の僕は素晴らしいんだよ。そして、本物の人たち、本物のゲストたちが登場し、僕がそのルールを考え出す。(そして)みんなでゲームをするんだ。だからすごく楽しいんだ。ものすごく楽しいよ。
ペペ、あなたはスペイン出身です。
P:マドリードとマラガだよ。
なぜアメリカに来て仕事をすることにしたのですか?
P:ハリウッド!ララララ〜、ハリウッド(歌いながら)、、僕は映画に出たいんだよ。なぜあなたは日本からわざわざここに来たの?
私も映画の仕事をしたいんです。
P:このビジネスに入りたいんだよね。ハリウッドで楽しみたいんだよね。あなたはハリウッドにいるの?
ハリウッドではないですが、ロサンゼルスにいます。
P:そうなの。楽しいね。
なにか日本や日本の文化で、あなたが好きなものはありますか?
P:僕はスシ・バーは避けないといけない。いいかい?それは僕にとって危険なんだよ。でも、僕はソースが大好きだ。ソースは素晴らしいね。そして、パン粉が大好きだ。パン粉だよね?あの(フライの)皮はなんと呼ぶの?(揚げ)パンにつけるやつ。パン粉だよ。
パン粉ですね。
P:僕はそれが大好きだ。エビや小エビ(のフライ)につけるのではなく、僕はそれ(パン粉)自体が大好きなんだ。パン粉を見ると僕はなぜかプランクトンを思い出してしまうんだよ。
この作品を見るのを楽しみにしている日本のファンにメッセージをお願いします。
P:是非この番組を見てよ。あなたたちはきっと気に入ると思う。すごく楽しいんだ。僕のゲームショーは、楽しくて、クレージーで、日本的な感じがする。すごく楽しいんだ。是非見てよ!それは8月21日に、ディズニープラスで流れるんだ。
ヒトのスクーター
ハイ、スクーター!
スクーター(以下S):ハーイ!
今日はお時間ありがとうございます。
S:お会い出来て嬉しいよ。
これは日本のためのものです。この新しいシリーズ『マペット大集合!』のあなたのどんなところに注目したらよいでしょう?スクーターのなにかエキサイティングな面を見ることになりますか?
S:イエスだよ。あなたたちは僕の活躍を見ることになる。番組を作っているのをね。あなたたちが見ている間に、僕はその放送エピソードを仕上げているんだ。だから、(番組の)一番最後まで、僕が活発に仕事をしているのを見ることになるよ。
これは脚本なしの初めてのマペットの番組です。あなたたちは、他のキャラクターたちやゲストとの間で多くのアドリブをしないといけなかったと思います。
S:そうだね。
そこでのチャレンジは?
S:みんなが自分自身のコーナーを持っているんだ。だから、みんながどこか自分自身の操舵室にいる感じだね。スウェーデン人シェフの料理コーナーのようにね。彼はキッチンで自分がなにをしているかわかっている。そして、ブンゼンとビーカーはサイエンスのコーナーを持っている。ミス・ピギーはライフスタイルのコーナーを持っている。だから、みんなが自分たちが大好きなことをやっている感じなんだ。(そして)たくさんの編集があって、そこに音楽を入れて、さあどうぞ!となる。マペットのオバカな行為とカオス(大混乱)だよ。
自分自身以外で、あなたがお気に入りのマペットのキャラクターは?
S:僕のお気に入りのマペット?それを言うのは難しいよ。僕は自分の友人たち全員が大好きだ。カーミットがリーダーのような存在だから、僕はカーミットを尊敬しているよ。
スクーター、あなたが日本に行ったことがあるかどうかわかりませんが、、
S:行ったことはないんだ。
なにか日本の文化や日本について、好きなことはありますか?
S:食べ物だね。食べ物が大好きだよ。
スシとかラーメンが好きなんですか?
S:イエスだよ。スシが大好きなんだ。それは僕のお気に入りの一つだよ。
番組では多くの面白いセレブの人たちが登場しますが、誰が一番印象に残っていますか?誰との仕事が最も楽しかったですか?
S:そうだな、、たくさんの人たちが来たよ。ル・ポールは素晴らしかった。セス・ローガンはとても可笑しい。彼はフォジー(ベア)と、とても可笑しいインタビューをやるんだ。誰が他に来たかな?ダニー・トレホは、スウェーデン人シェフと料理をした。だから、僕らはいろんなセレブたちとすごく楽しい時間を過ごしたよ。
すべてのマペットたちの中で、あなたと最も仲が良いのは誰ですか?
S:困ったな。誰か一人を選ぶのは難しいよ。僕らはみんな、どこかお互いに親友同士なんだ。だから、僕にはそのグループから一人を選ぶのは難しいね。
撮影中のなにか面白いエピソードがありましたら教えてください。
S:そうだな、、ブンゼンとビーカーのコーナー、「The Muppets Labs(マペット実験室)」はいつも面白い。なぜなら、彼らは常になにかを上から落としたり、なにかを壁にぶつけているからね。それはとても散らかるし、かなり馬鹿げているんだ。
最後に、この番組を見るのを楽しみにしている日本のマペットファンたちにメッセージをいただけますか?
S:ヘイ、みんな、スクーターだよ!ディズニープラスで『マペット大集合!』を見てね。あなたたちはとても気に入るよ。
ありがとうございました。
S:サンキュー!バイバイ!
Disney+ (ディズニープラス)オリジナル番組の『マペット大集合!』は、2020年8月21日よりディズニープラスで独占配信。本編にはもちろん今回インタビューした3名以外にもオールスターが大集合。ぜひ楽しんで。(フロントロウ編集部)