米マーベル・コミックスの映画シリーズ、「マーベル・シネマティック・ユニバース」(通称:MCU)に出演した俳優たちが、MCU以外で共演している作品をピックアップ。俳優たちが見せる別の顔をチェック!(フロントロウ編集部)

『ゾディアック』

 2007年に公開された『ゾディアック』では、アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.とハルク役のマーク・ラファロ、そして『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でミステリオ役を務めたジェイク・ギレンホールが共演している。本作は、映画『ファイト・クラブ』のデヴィッド・フィンチャー監督が、アメリカで実際に起きた連続殺人事件を映画化したサスペンス。ちなみに、「ゾディアック事件」と呼ばれるこの事件は、未解決のまま。


『運命の元カレ』

 映画『運命の元カレ』は2011年に公開されたロマコメ作品。MCUからは、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンス、スター・ロード役のクリス・プラット、ファルコン役のアンソニー・マッキー、エヴェレット・ロス役のマーティン・フリーマンが参加している。主演を務めたのは、当時クリス・プラットと結婚していた『最終絶叫計画』のアンナ・ファリス。20人以上の男性と肉体関係を持った女性は高確率で結婚が難しいという記事を読んで驚いた主人公が、これまでにセックスした19人の男性の中から結婚しようと奮闘するストーリー。(フロントロウ編集部)


『ハート・ロッカー』

 女性初のオスカー受賞監督キャスリン・ビグローによる2008年のアメリカ映画。イラクを舞台としたアメリカ軍爆弾処理班を描いた戦争モノ。第82回アカデミー賞では6部門を受賞した名作。MCUからは、ホークアイ役のジェレミー・レナーと、ファルコン役のアンソニー・マッキー、ワスプ役のエヴァンジェリン・リリーが参加。タイトルはアメリカ軍のスラングで「苦痛の極限地帯」、「棺桶」を意味するという本作は、本当に極限状態な戦場を描いているけれど、ジェレミーがとにかくかっこいい。ホークアイ派のひとは必見。


『白鯨との闘い』

 ソー役のクリス・ヘムズワースとスパイダーマン役のトム・ホランドが共演した『白鯨との闘い』は、ハーマン・メルヴィルの小説『白鯨』の真実に迫るノンフィクション作品『復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇』を原作にしたサバイバルアクション。迫力満点の荒波と巨大な鯨の恐ろしさ、そして命からがら逃げ出せた人々の壮絶なサバイバルが見どころ。幼さの残るトム・ホランドの演技をぜひ。


『ブーリン家の姉妹』

 16世紀のイギリス宮廷を舞台に繰り広げられる愛憎劇である本作には、MCUからブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソン、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチ、ジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマンが参加している。王妃の座にこだわった野心家の姉をナタリーが、皮肉な運命を受け入れて王の愛人になった従順な妹をスカーレットが演じ、ベネディクトは商人の息子を演じた。ちなみにナタリーは『マイティ・ソー』シリーズの最新作『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』で女性版「マイティ・ソー」を演じる。


『スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団』

 エドガー・ライト監督が2010年に制作した『スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団』には、キャプテン・マーベル役のブリー・ラーソンとキャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスの“キャプテン”コンビが出演している。不思議な魅力を持つ女性に恋したことで、彼女の邪悪な元カレたちと戦う羽目になる青年の奮闘を描いた本作で、このキャプテンコンビは邪悪な元カレと元カノを演じている。


『クリード チャンプを継ぐ男』

 『ブラックパンサー』でキルモンガー役のマイケル・B・ジョーダン、『マイティ・ソー』でヴァルキリー役のテッサ・トンプソン、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でスタカー役のシルヴェスター・スタローンが共演している。本作はシルヴェスターの代表作『ロッキー』シリーズ初のスピンオフで、マイケルは主人公のクリードを演じ、テッサはその恋人のビアンカを演じている。


『2分の1の魔法』

 2020年8月21日公開のディズニーアニメ『2分の1の魔法』では、声優としてスパイダーマン役のトム・ホランドとスター・ロード役のクリス・プラットが兄弟役で共演。魔法が消えかけた世界に暮らす兄弟が、亡き父からの贈り物とそこに記されていた呪文を使って、魔法の力で父親を蘇らせようとするも、なぜか下半身だけが蘇るという奇妙な事態に。完全復活のタイムリミットは24時間。2人は父親の“もう半分”を取り戻すための旅に出る。
 

 MCUキャストは予想以上に多くの作品で共演しており、映画『ブラック・スワン』ではジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマンとウィンター・ソルジャー役のセバスチャン・スタンが、『L.A.ギャングストーリー』ではサノス役のジョシュ・ブローリン、ファルコン役のアンソニー・マッキー、『アントマン&ワスプ』でルイス役のマイケル・ペーニャが、『オールド・ボーイ』ではサノス役のジョシュ・ブローリン、スカーレットウィッチ役のエリザベス・オルセン、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソン、マンティス役のポム・クレメンティエフが共演している。このほかにも沢山の共演作があるので、気になる人はぜひ調べてみて。(フロントロウ編集部)

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