※本記事には、ドラマ『セックス・エデュケーション』のネタバレが含まれます。
人気キャラが多い『セックス・エデュケーション』
Netflixドラマ『セックス・エデュケーション』は、その名の通り「性教育（セックス・エデュケーション）」をテーマに、人間関係としての性や恋愛を描き、現代を生きる多くの若者に支持されている。イギリスの高校が主な舞台だけれど、高校生や教員、生徒の親など、幅広い人間関係が見ることができる。
現在までにシーズン2までが配信されている本作は、現在シーズン3が制作中。他のドラマと同様に新型コロナウイルスの影響で制作に遅れが出ているけれど、9月に撮影が開始されると見られている。
シーズン2では、ジャクソンと仲良くなる秀才のヴィヴや、メイヴの家の近くに引っ越してきたアイザック、エリックと親しくなる転校生のラヒームなど、複数の新キャラクターが登場し、シーズン1からのファンにも人気を博すほどナチュラルに作品に溶け込んだ。そしてシーズン3でも、新たなキャラクターが登場するというウワサが！
シーズン3の新キャラクターの詳細は？
エンタメ関連の裏情報をたびたびレポートしている記者のダニエル・リッチマンによると、新キャラクターの名前はカル（Cal）で、17歳。そして、自身のジェンダーを女性／男性という風には限定しないノンバイナリーであり、常にハイになっている若者だそう。また制作陣は、カルを演じる役者にも、ノンバイナリーかジェンダークィアの俳優を起用したいと考えているという。
『セックス・エデュケーション』ではこれまでにも、ゲイであるエリック、性的欲求を抱かないアセクシャルであるフローレンス、女性も男性も好きなアダム、恋愛に相手の性別が関係ないパンセクシャルであるオラ、そんなオラと付き合うことになったリリーなど、数多くのセクシャリティが描かれてきた。さらにそこに、ノンバイナリーのキャラクターが加われば、包括的なドラマとして人気の本作にさらに深みが出ることは確実。
ちなみに、『セックス・エデュケーション』を彩る多くの楽曲を提供しているミュージシャンのエズラ・ファーマンはクィアである。
『セックス・エデュケーション』でも流れる、エズラ・ファーマンによる「Restless Year（レストレス・イヤー）」のミュージックビデオ。
シーズン3の配信日は決まっていないけれど、待っている間にもファンの期待はどんどん大きくなっていきそう。（フロントロウ編集部）
