サラ・ハーディングが乳がんを公表
2000年代を代表するイギリスのガールズグループであるガールズ・アラウドの元メンバーで、現在38歳のサラ・ハーディングが乳がんを患っていることを自身のSNSで公表した。
サラは病室のベッドで撮影した自撮りを自身のインスタグラムに投稿して、乳がんの治療を受けていることを公表。サラによれば、今年に入ってから乳がんの診断を受けたとのことで、現在は身体の他の部分にもがんが転移してしまっている状況だという。
以下、フロントロウ編集部がサラの投稿を全文訳。
「みなさん、こんにちは。
この不確かな状況の中で、みなさんが無事でいることを願っています。私はしばらく投稿していなかったのですが、私に連絡をくれたみなさんには感謝しています。本当にありがたいです。
そろそろ何が起きていたのかを公表しようと思います。このことについて話すのは簡単なことではありませんし、書いている今も現実とは思えていないのですが、始めますね。
今年に入ってから乳がんの診断を受け、数週間前には、身体の別の場所にがんが転移したという恐ろしい知らせをもらいました。今は週に1回の化学療法を受けているところで、精一杯闘っています。
ソーシャルメディアで読むには(この文章が)ショッキングな内容であることは理解していますし、それは私の意図しているところではありません。ですが、先週、私が病院にいるところを見たという情報がオンラインに出ていたので、何が起きているのかをみなさんにお知らせするべきだと思い、こうして書くことが最善の方法だと思ったのです。
私の素晴らしい母親や家族、親しい友人たちに支えてもらっています。それから、ヒーローであり続けてくれているNHS(※国民保健サービス)の医師や看護師のみなさんにも感謝しています。
私は前向きでいられるよう努めており、今後も私の状況をここでみなさんにお伝えしようと思っています。しばらくは、難しい時期にあることをみなさんにご理解いただき、プライバシーを尊重していただけたらと思います。
ありったけの愛をみなさんに」
ガールズ・アラウドは2002年に、サラ、シェリル、キンバリー・ウォルシュ、ネイディーン・コイル、ニコラ・ロバーツの5人で結成されたグループで、「Love Machine(ラヴ・マシーン)」などのヒット曲で知られている。ガールズ・アラウドは2013年に解散しており、サラはその後、リアリティ番組などで活躍している。(フロントロウ編集部)