日本時間8月31日に行なわれるMTV VMAでは、人気アーティストたちのパフォーマンスが決定しており、そのため開催地のニューヨークでは「ある特例」が出された。(フロントロウ編集部)

ニューヨーク州が出した「特例」とは?

 ファンの投票によって、この1年で最も優れたミュージックビデオやアーティストが選ばれる、音楽の祭典MTV ビデオ・ミュージック・アワード(以下MTV VMA)の授賞式が、日本時間8月31日に開催。

画像: ニューヨーク州が出した「特例」とは?

 新型コロナウイルスの影響で、アワードが軒並み中止や延期となり、行なわれたとしてもオンラインでの開催だったけれど、MTV VMAは当初アメリカ・ニューヨークのバークレイズ・センターにて開催すると発表していた。新型コロナウイルスが世界中で流行して以降、初の実会場でのアワードだったため注目の的となっていたものの、開催の数週間前になり「州および地方の保健当局との協議により、現時点では限られた観客、または無観客で屋外でのパフォーマンスの方が、屋内のイベントよりも実行できる安全な方法であることが明らかになりました」とMTV側が声明を出し、新型コロナウイルスの拡大以降、初となる実会場でのアワード実施はできないことに。

 残念ながら実会場でのアワードはなくなってしまったけれど、MTV VMAの目玉と言っても過言ではないパフォーマンスは予定通りニューヨークの観光名所で行なわれ、マイリー・サイラス、ザ・ウィークエンド、ドージャ・キャットに加え、一番注目度が高いレディー・ガガとアリアナ・グランデがパフォーマーとしてアワードを盛りあげる。

 そんなMTV VMAの出演者たちにニューヨークがある特例を発令した。それは、14日間の隔離生活が免除されるというもの。本来でればニューヨークを訪れた場合、14日の隔離生活が義務づけられており、この規則を破ると最高約110万円(1万ドル)の罰金、または最高15日の懲役が課せられるが、MTV VMAの出演者たちは、一番ネックになる14日間の隔離生活が免除されるという。しかし、免除された分チェックは厳しく「プロのアスリートと同様に、VMAのキャストとクルーは、仕事をしていないときは隔離生活を行なうこと、マスクの着用、適切な社会的距離の確保、滞在中の厳密な検査など、厳格な手順に従う必要があります」とニューヨーク州保健省が米CBSニュースに明かしている。

 いよいよあと数時間後に迫ったMTV VMA。アーティストたちはどのようなパフォーマンスで画面の向こう側にいるファンを喜ばせてくれるのか。(フロントロウ編集部)

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