『スーパーナチュラル』のジェンセン・アクレスが、最終回の撮影開始に際して、台本に記された「2つの言葉」を公開。多くのファンが涙している。(フロントロウ編集部)

ジェンセン・アクレスが“ある言葉”を公開

 2005年から続いた歴史に、2020年の今年ついに幕を下ろすドラマ『スーパーナチュラル』。新型コロナウイルスの影響で、シーズン15のエピソード14以降が放送延期となっていたけれど、10月8日から全米で放送が再開されることが決定し、最終回のエピソード20は、11月19日にオンエアされる。

 新型コロナウイルスの感染が拡大する前に、エピソード18までの撮影は完了していたけれど、残りの2話は現在撮影中。放送延期は残念だったとはいえ、お別れも先延ばしになったことで、ちょっぴり喜んでいたファンもいたのだけれど、ついに最終回が撮影される。そんななか、兄ディーン・ウィンチェスターを演じたジェンセン・アクレスが、インスタグラムに、思わず心臓がぎゅっとなってしまう動画を公開した。

「昨日、『スーパーナチュラル』の326エピソードを終えた。すべての台本の最後にはいつも、3つの単語が書かれてる。“続く(To be continued.)”。今日、僕達は327本目を撮り始める。そして台本の最後の最後のページの下には、2つの単語しかない…」

 そう話したジェンセンが、カメラに向けて見せた台本には、こんな文字が。

終わり(THE END)

画像: ⓒJensen Ackles/Instagram

ⓒJensen Ackles/Instagram

 15年にわたり、「続く」の文字が記されてきた『スーパーナチュラル』の台本。しかしついに、最初で最後の、「終わり」という文字が打たれた。映像の中でジェンセンは涙を流しはしなかったけれど、言葉に詰まり、内側に溢れる感情を押し殺すかわりに、苦々しい笑いとともに「みんな、ハッピーフライデー」と言い残した。

 ジェンセンはこの動画に、「この2週間は厳しいものになる」とコメントを添えており、最終回の撮影を通して辛くなることを覚悟しているよう。また、カスティエル役のミーシャ・コリンズは、「泣かせないでよ。また」とコメントしており、すでに泣いたことを匂わせている。 

スパナチュファミリーの絆は強い

 ディーンの弟であるサム・ウィンチェスターを演じたジャレッド・パダレッキもインスタグラムを更新しており、スパナチュファミリーへ感謝を伝えている。また、撮影地であるカナダのバンクーバーへの思い入れも表し、最後にバイクで街をドライブしたことを報告している。

 『スーパーナチュラル』のキャストやファンは、その絆が強いことで知られており、2019年7月にアメリカのサンディエゴで開催されたコミコンでは、ジェンセンもジャレッドもミーシャも泣くという、まさかの状態に。

 そして撮影再開の報告の時点で、すでに多くのファンが涙を流すことに。最終回が放送される11月19日には、多くのファンやキャストがこれまで以上に涙を流すことは間違いない。(フロントロウ編集部)

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