セレブ級の白い歯に近づける毎日の習慣
日本でも近年、ホワイトニング施術や家で使えるホワイトニング製品を取り入れる人が増えており、白い歯への意識が高まってきているけれど、セレブたちにとっては白い歯は常識。たとえセレブではなくとも、欧米では白く美しい歯でいることはとても重要視されていて意識も高い。
多くのセレブの歯が白いのは、定期的なホワイトニング施術を欠かさず行なっていることも大きいけれど、もうひとつ大切なのが毎日のホームケア。セレブ御用達の歯科医によると、効果的なアイテムを使った日頃の地道なケアでも健康的で自然な白い歯に近づけることができるという。プロがオススメする日々のホワイトニングケアとは?
「音波歯ブラシ」は振動数で選ぶ
音波歯ブラシは、音波振動によって歯に付着した汚れをしっかりと落としてくれるアイテムだけれど、プロいわくより効果的なものを選ぶコツがあるという。それは振動数で選ぶこと。
シンガーのピンクや俳優のケイト・ハドソン、トム・ハンクスなどなど数多くのセレブをクライアントにもつ歯科医のジョン・マラシ医師は、「音波歯ブラシは、振動数が毎分3万回以上であるかどうかでホワイトニング効果に大きな差が出てくる」と米Violet greyで説明。白い歯に近づけるためには、毎分3万回以上の振動をする音波歯ブラシを朝晩使用するようアドバイスした。
「デンタルフロス」の使用も忘れずに
白い歯をつくるため、プロがもうひとつ欠かせないと明かすのが、歯と歯の間の汚れを絡め取るデンタルフロス。
モデルのジゼル・ブンチェンや俳優のペネロペ・クルスなどを手掛けるニューヨークの美容歯科医であるブライアン・カンター医師は、「多くの人が歯磨きだけで十分だと思ってしまっているけれど、じつは大きな間違い」と話し、歯磨きだけではアプローチしきれない歯と歯の間に残った歯垢や汚れが長期間蓄積することで歯が黄ばんでしまうことがあると説明。そのため、これをしっかり除去してくれるデンタルフロスを毎日必ず使うことが大切だという。
歯を傷つけない「ホワイトニング歯磨き粉」を選ぶ
食事やコーヒー、お茶、赤ワインなどによる着色汚れを落としてくれるホワイトニング歯磨き粉は、歯を白くするだけでなく歯を傷つけない成分でできたものを選ぶべきだという。
イリノイ州の歯科医であるクリスティン・フランク医師は、「ホワイトニング歯磨き粉のなかでも研磨力が強すぎるものは、エナメル質がすり減って薄くなってしまい、歯がより黄色く見えることがあるため避けた方がよい」と米Healthlineで話した。では具体的にどんな歯磨き粉を選べばいいのか。
カンター医師が勧めたのは、重曹や木炭、竹粉が入ったホワイトニング歯磨き粉。これらの成分は穏やかな研磨剤であるため、比較的歯を傷つけずに歯の表面に溜まった汚れを落とす効果があるという。
数多くのセレブの歯を白くしてきた有名歯科医が明かす、白い歯に近づける3つの方法。プロのアドバイスを参考に、ぜひ自宅で取り入れてみて。(フロントロウ編集部)