正体不明のアーティストとして有名なバンクシーは、イギリスの国民的工作番組の出演者なのではないかという説が、多くの人を笑わせている。(フロントロウ編集部)

正体が明らかになっていないバンクシー

 イギリスの覆面アーティストとして有名なバンクシーは、その挑発的で皮肉に満ちたセンスによって、世界中に多くのファンを持つ。そしてそんなカリスマ性を持つアーティストが正体不明ともなれば、その人物が誰なのかを知りたくなるのは当然のこと。これまでも、バンクシーの顔が映ったとされる映像が話題となったり、作品の類似性からアーティストのロビン・ガニンガムがバンクシーだとされたり、作品が描かれた場所とライブの開催地の共通性から、音楽ユニットのマッシヴ・アタックで活動するロバート・デル・ナジャが正体だとされたりしてきた。

 しかし、もちろんバンクシーはそのどのウワサも認めていない。

国民的工作番組のあの人がバンクシーだったら

 そんななか、あるSNSユーザーが指摘した新たなバンクシーの正体に、多くのファンが盛り上がっている。

 その正体とは、イギリスで1990年から2007年まで続いた子供向け工作番組『アートアタック』に出演していたニール・ブキャナン!

「聞いたんだけど、ニール・ブキャナンがバンクシーのウワサなんだって。もし本当なら、これまでで1番面白い。エイントリー(※ニールの出身地)の誇りだな。彼はミュージシャンだし、彼が番組のショーを行なってきた街を、(バンクシーの)アートも追っている。これは疑うことなく信じる類のものじゃん」

 アートに携わってきており、さらにミュージシャンというニールの経歴が、バンクシーなのではないかというウワサを立てることになったよう。

 日本では、例えばワクワクさんやのっぽさんがバンクシーだったら…?と考えると、その可能性に思わずおもしろくなって、支持したくなってしまう人も少なくないと思うけれど、それはニールの仮説を知ったイギリスの人々も同じ。

 このツイートには、「イエス。お願い。これ以上はこの話については調べない。今からこれが、私の中での真実だから」「インターネットで読んだものは信じるなって言うけど、これは100%信じる。(バンクシーのアートが追ったという)町を調べる必要もない。ニールがバンクシー。バンクシーはニール」といったコメントが寄せられ、ニールがバンクシーである可能性は低いと分かってはいるものの、信じることにしたファンの熱気で溢れた。(フロントロウ編集部)

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