実写版『リトル・マーメイド』の制作が進行
アンデルセン童話の『人魚姫』の物語をベースにした、ディズニーアニメ『リトル・マーメイド』は、ディズニーのアニメの中でも人気が高い作品で、すでにミュージカルになったりしているけれど、2021年には実写版映画として公開されることが決定している。
実写版『リトル・マーメイド』で主人公となるアリエルを演じるのは、着々とキャリアを積み、グラミー賞にノミネートされた経歴を持つ姉妹デュオ、クロイ&ハリー(クロイ×ハリー)のハリー・ベイリーで、アリエルのお相手であるエリック王子役には、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズが候補にあがっていたけれど、最終的には俳優のジョナ・ハウアー・キングが起用された。
そのほかにも、カモメのスカットル役には映画『オーシャンズ8』のオークワフィナが、魚のフランダー役には『ワンダー君は太陽』に出演していたジェイコブ・トレンブレイ。そして、海の魔女アースラは『パペット大騒査線追憶の紫影』のコメディ俳優メリッサ・マッカーシー、アリエルの父親で“海の王”と呼ばれるトリトンはオスカー俳優のハビエル・バルデムが務めると報じられており、豪華俳優陣が脇を固める。
ディズニーアニメの中でもファンが多い『リトル・マーメイド』の実写版ということで、かなり話題を呼んでいるけれど、3月13日にウォルト・ディズニーは新型コロナウイルスの感染拡を受けて『リトル・マーメイド』を含む新作7作品の撮影・制作を中断。そのため、公開に遅れが生じるかと心配されていたけれど、今のところ公開日は当初の2021年11月のままだそう。
そんな実写版『リトル・マーメイド』の注目ポイントといえば、物語を彩る音楽。アリエルが歌う「Part Of Your World(パート・オブ・ユア・ワールド)」やセバスチャンの「Under The Sea(アンダー・ザ・シー)」など名曲が勢揃い。さらに実写版の『リトル・マーメイド』では、4曲の新曲が追加されると、これまでディズニーの名曲を手がけてきたアラン・メンケンがロージー・オドネルのライブストリーミング番組に出演した際に語った。
そしてクロイ&ハリーにインタビューを行なった米Cosmopolitanは、ハリーがすでにサントラアルバムの収録をしていると報じている。
映画だけでなく、サントラアルバムにも期待が高まる『リトル・マーメイド』は公開日に向けて着実に制作が進んでいるよう。(フロントロウ編集部)