唇の中心にかけてほのかに濃くなる「グラデリップ」
すっぴん風メイクなどナチュラルなメイクがトレンドを席巻するなか、ナチュラルなメイクで悩ましいのはリップメイク。しっかり塗るとメイクに合わないし、かといって色がないと顔色が悪くなってしまう。そんなときメイクのプロが取り入れている方法があるという。それが、にじむような血色感が出る「グラデリップ」。
グラデリップとは、唇の中心にかけてほのかに濃くなるリップメイクのこと。ケンダル・ジェンナーをはじめ、ベラ・ハディッドやヘイリー・ビーバーら多くのセレブを手掛ける超売れっ子メイクアップアーティストのメアリー・フィリップスもオススメしている注目メイク。メアリーは、「グラデリップは輪郭を少しぼかしてつくるから、今っぽく自然な仕上がりになる」と米refinery29でコメント。
セレブ御用達メイクアップアーティストがイチオシする、簡単にできるグラデリップの作り方をご紹介。
3つのアイテムをつかってグラデをつくる
メアリーがグラデリップで使うコスメは、ヌードカラーのリップライナーとベリー系カラーの口紅、そしてリップクリームの3点。
まずヌーディーなリップライナーで唇よりもほんの少しオーバーめにラインを引いたら、次にその内側にベリー系リップを塗っていく。そしてその次のステップがグラデっぽく仕上げるためにとくに重要な作業、輪郭のぼかし。
メアリーは、「リップライナーで囲った唇の外側から内側にむけて指でなでるようになじませて」とアドバイス。そうすることで、外側に塗ったリップライナーのヌードカラーが内側に向けて薄く広がり、唇の中心にかけて徐々に濃いベリー系カラーになるグラデリップに。唇の輪郭がぼやけて、にじむような血色感を叶えてくれる。
そしてメアリーは、最後にリップクリームを全体に重ねるよう勧めた。うるおいがプラスされて、やわらかくぷるんとした唇に仕上がるという。
リップカラーは、メアリーがオススメしたベリー系以外にも、色んなカラーで試してみるのもアリ。ちなみに俳優のジョーイ・キングなどを手掛けるメイクアップアーティストのカローラ・ゴンザレスは、このグラデリップのテクニックを濃いめのボルドー系リップを肌なじみよくする方法として取り入れているそう。
売れっ子メイクアップアーティストがオススメするグラデリップ。今っぽくナチュラルに仕上がるのに唇の血色感はしっかりアップさせるいいとこどりメイクなので、ぜひ一度試してみて。(フロントロウ編集部)