期待の新作映画『ワンダーウーマン1984』
『ワンダーウーマン1984』は2020年12月18日に日本公開となるDC映画。主人公のワンダーウーマンことダイアナを演じるのは、映画『ワイルド・スピード』シリーズや『ナイル殺人事件』などに出演しているイスラエル出身の俳優、ガル・ガドット。ガルは、元兵士という異色の経歴を生かし、激しいアクションを演じていることでも知られている。
『ワンダーウーマン1984』の舞台は、冷戦下の1980年代。クリステン・ウィグ演じるヴィランのチーターことバーバラ・アン・ミネルバや、ペドロ・パスカル演じるマックスウェル・ロードなどが登場し、ワンダーウーマンと戦う。本作は、2017年に公開されたガル主演の映画『ワンダーウーマン』の続編ではなく、全く別の世界を描いた新作だと公式で発表されている。
ガル・ガドット『ワンダーウーマン1984』で爆走!
2020年9月12日に開催されたDCコミックス史上最大のオンラインバーチャルイベント「DCファンドーム」に出演したガルは、本作の撮影時に経験した驚きのエピソードをシェアした。
本作の主人公であるワンダーウーマンは、“史上最強”とも言われるスーパーヒーローで、様々なスーパーパワーの持ち主。そんなワンダーウーマンを演じた撮影についてガルは「肉体的にキツかった」と明かした。監督のパティ・ジェンキンスは、アクションシーンの多くに細かい注文をつけて撮影したそうで、ガルは相当大変だった様子。
そんな撮影の中でも特に難しかったというのが、アメリカの首都ワシントンD.C.のペンシルベニア大通りを封鎖して行なわれたシーン。ガルはアシスト用の機械を駆使しながら、超高速で走らねばならず、その速度はなんと“人類最速”と言われるウサイン・ボルト選手に合わせて設定されていたという。ボルト選手は、オリンピックで通算8個の金メダルを獲得したジャマイカ出身の元短距離陸上選手。
ガルはこの撮影したときのことを「ウサイン・ボルトと同じスピードで走らなくてはいけなかったの」「本当にクレイジーだった。当然、自分の力だけじゃなくてワイヤーにアシストされて走ったわけだけれど、クレイジーで素晴らしい経験だった」と語った。
そんな映画『ワンダーウーマン1984』は2020年12月18日に日本公開予定。(フロントロウ編集部)