「ポッシュ・スパイス」を担当したヴィクトリア
90年代に一世を風靡した人気ガールズグループ、スパイス・ガールズのメンバーで、現在はファッションデザイナーとしても活躍しているヴィクトリア・ベッカム。
グループ内では“ポッシュ・スパイス”の愛称で知られ、クールな役割を担当。のちにサッカーの元イングランド代表キャプテンのデビッド・ベッカムと結婚し、シンガーからデザイナーに転身。2017年にはファッション業界やチャリティー活動への功績が認められ、大英帝国勲章(OBE)が授与されるなど、デザイナーとしても確固たる地位を確立していった。
“スパイスガール”にちなんだリップが登場
そして2019年9月には、自身が手がけるビューティブランド「ヴィクトリア・ベッカム・ビューティ(Victoria Beckham Beauty)」を立ち上げ、ビューティ業界にも進出。洗練された高級感のあるパッケージと上品でシックな色使いから、世界中の美容好きたちからも高い支持を集めている。
そんなヴィクトリア・ベッカム・ビューティーから、自身の原点でもあるスパイスガールズをモチーフにしたコスメ「ポッシュ・リップスティックス(Posh Lipsticks)」が登場。
くすみ感のあるモーヴピンクやブラウン、プラムベリーなど、90年代気分を楽しめるニュアンスカラーを取り揃えた全9色展開のリップスティックで、天然由来の美容オイル(アボカド、ココナッツ、ホホバなど)をたっぷりと配合。唇に美しい発色と自然なツヤ感を与えてくれる。
ネーミングにもこだわっているようで、ピクシー(ペールピーチ)、ガールズ(ライトピーチ)、スパイス(深みのあるジンジャー)、ポップ(ヴィクトリア・ベッカムのレッド)など遊び心満載で、ファンにはたまらないコレクションとなっている。
ヴィクトリアは「これまでにも完璧なヌードカラーのリップを探してきたけれど、ほとんどの場合、色がくすみすぎたり、茶色すぎたりすることが多かった」と米メディアVogueでコメント。そのため、ヴィクトリアは「肌の色に関係なく、誰にでもぴったり似合うヌードカラーリップを作りたかったの」と色選びへのこだわりを明かした。
さらに、ヴィクトリアは「私は今でも、いつものようにきちんとした状態で家を出たいと思っている」と話し、コロナ禍の影響でマスクの着用が推奨されている中でも、普段通りリップをつけていると明言。ヴィクトリアは「どんなにマスクを着けるようになっても、最高の自分でいたいという気持ちは止められないわ」とプロらしい美意識の高さを見せた。
気になる「ポッシュ・リップスティックス」の値段は約4,180円(38ドル)で10月1日に発売予定。公式サイトから日本への発送も行なっているので、気になる人はゲットしてみて。(フロントロウ編集部)