サム・スミスがニューアルバム『ラヴ・ゴーズ』のリリースを発表
2015年に開催された第57回グラミー賞で主要3部門を含む最多4部門を獲得し、デビューから間もなくしてシーンに衝撃をもたらしたサム・スミス。
2017年に前作『スリル・オブ・イット・オール』をリリースして以降、ノーマニとの「ダンシング・ウィズ・ア・ストレンジャー」や、デミ・ロヴァートとの「アイム・レディー」、カルヴィン・ハリスとの「プロミセズ」など、数々のシングルをリリースしてきたサムが、ついに待望のニューアルバムをリリースすることを発表。通算3作目となる新作『ラヴ・ゴーズ(Love Goes)』が10月30日にリリースされることが決定した。
ニューアルバムには上記の3曲や「ハウ・ドゥ・ユー・スリープ?」などがボーナストラックとして収録されるほか、7月にリリースされたシングル「マイ・オアシス」も収録される。
サムはニューアルバムについて次のようにコメントを寄せている。
「この2年間は、私の人生において、プライベートの面でも音楽の面でも、最も実験的な2年間だった。スタジオに入る度に、自分自身に『限界を設けず、いけるところまでいこう』と言い続けてきた。結果として、素晴らしいものができた上に、楽しい時間にもなった。音楽に対する私の愛はとても幅広く、今回は様々なタイプの楽曲を生み出すことができた。そこに罪の意識や恥らいなどは一切なくて、ただ単純に歌うことと曲を作ること、そしてダンスをすることへの愛があるだけ。スタジオにいたあの日、私のクリエイティヴィティーと音楽の方向性を寛容に受け入れてくれて、『私自身』でいさせてくれた人たち全員に心からの感謝を伝えたい。あの日みんなは、広い心でこの楽曲たちを聴いてくれて、1曲1曲を、まるで1本1本異なるお庭で摘んできた素敵なお花のように扱ってくれ、そしてそれを楽しんでくれたよね。私はこのアルバムの収録曲を何曲かを書いていた時、真面目になりすぎないように気をつけた。私がそうだったように、みんなもアルバムを聴いて笑顔になってくれたら嬉しい」
アルバムからの新曲「Diamonds」がリリース
今回、『ラヴ・ゴーズ』のリリースの発表と併せて、新作からの新曲となる「Diamonds(ダイヤモンズ)」がミュージックビデオと共に公開された。
ビデオは、美しい午後の木漏れ日がさす部屋でサムが1人歌い、ダンスをするというもので、曲がクライマックスに向かうと共に次第に天候も激しくなり稲妻と雨が降るという、シンプルな構成ながらもドラマチックな内容となっている。
「Diamonds」のミュージックビデオはこちら。
(フロントロウ編集部)