プロが教えるNGなアイラインの引き方
メイクのなかでも完璧に仕上げるのが難しいメイクといえば、アイライン。左右の形が違ったり、太さが違ったりするため、いつも試行錯誤しているという人は少なくないはず。
そんな毎日のアイラインメイクで、多くの人がよかれと思って取り入れている方法のなかには、じつはプロ目線ではNGというものがあるという。知らないうちにアイラインの失敗を招いている、やりがちなNGメイク法とは?
まぶたを引っ張ってラインを引く
ラインが引きやすくするため、まぶたの皮膚を指で引っ張ってハリを出すのは、プロいわくNGだという。
コスメブランド「メイクアップフォーエバー」のディレクターを務めるメイクアップアーティストのリジャ・スチュワートは、「引っ張っているときの目元は自然な状態ではないため、指を離すと描いた線がゆるんでしまう」と米Glamourで話し、まぶたを引っ張らずに自然な状態の目元にラインを引くことでキレイに仕上がると明かした。また、まぶたを引っ張ることは、目元のシワやたるみの原因にもなるため、これを防ぐためにも避けるべきだという。
ワンストロークで線を引く
くっきりと大胆な線にするため、目頭から目尻までスッと一筆書きでアイラインを引いているなら、そのメイク法も避けた方がいいそう。
メイクアップアーティストのサラ・レンは、「プロの中にはワンストロークで完璧なラインに仕上げる人もいるけど、正直かなり高度なテクニックだからオススメできない」と米Well+Goodにコメントし、一筆書きは理想の角度にならなかったり、左右非対称になったりと失敗しやすくなることを説明。リスクを冒して一筆書きするのではなく、少しずつ書き足すようにしてラインをつくっていくようアドバイスした。
目を半開きにしてラインを引く
アイラインを引くとき、やや目を伏せてラインを描きがちだけれど、これも失敗を招く描き方だという。なぜなら、目を開けて正面を見たときに違うラインに変わってしまうから。
メイクアップ・アーティストのジェイミー・ドールマンは、「人と会って会話するときは顔の正面を相手に向けているはず。正面から見たときのアイラインの形があなたが望むアイライン」と説明。アイラインを描くときは、目を開いた状態で鏡をしっかり正面から直視しながら行なうと、理想のラインが描けるという。
もしも、この中にいつものアイラインメイクで取り入れていた方法があるのなら、明日からプロのアドバイスを参考にしてみては。(フロントロウ編集部)