プロが教える小顔に見せるファンデの使い方
小顔に見せるメイク法といえば、シェーディングやハイライトを駆使して陰影をつけるのが人気。でも複数のコスメを使うため、やりすぎ感が出たり、ハードルが高く感じたりすることも。そんな小顔メイクが簡単にできるのが、2色のファンデーションを使うテクニック。しかも、とてもナチュラルにメリハリをつくってくれるという。
このメイク法を教えてくれるのは、トップモデルのジジ・ハディッドやベラ・ハディッドなどを手掛ける有名メイクアップアーティストのパトリック・タ。このテクニックについてパトリックは、「2色のファンデを使った小顔メイクは、不自然さがまったくない、生まれながらのメリハリ小顔に見せられる」と米メディアCoveteurで語っている。パトリックが秘密のテクニックだと話す、ファンデでつくる小顔メイクをご紹介。
パトリックが秘密のテクニックだと明かす、ファンデでつくる小顔メイクをご紹介。
2色のファンデで自然な陰影をつける
小顔に見せるために必要なのは、肌のトーンにマッチしたカラーと肌のトーンよりも暗めのカラーの2色のリキッドファンデ。通常の肌トーンに合ったファンデよりも先に、暗めのトーンのファンデを仕込んでいくという。
パトリックは、「いつものファンデを使う前に、暗いほうのファンデを鼻の両サイドやおでこの髪の生え際、頬骨の下、輪郭など、一般的にシェーディングを塗る部分に塗り、スポンジなどでぼかすようになじませて」と米メディアCoveteurでアドバイス。シェーディングというとファンデの上から重ねることが多いけれど、先に影を描くことで不自然にならず、シームレスに仕上がるという。
しっかりなじませたら、もう一方のファンデの出番。パトリックは、「肌トーンに合ったファンデを顔全体に重ねていくんだけど、ここで厚塗りになると台無しだから、軽めに重ねるのがポイント」と話し、重ね塗りで厚くならないよう注意が必要だと説明した。さらに、2色のファンデをしっかりなじませ、肌に溶け込ませるようにブレンドするのがコツだという。そうすることで自然な陰影ができて、元々の骨格がメリハリがあるように見える立体的な小顔メイクが完成するそう。
仕上げとしてパトリックは、テカリやすい部分にだけルースパウダーを重ね、頬骨の上や鼻筋、唇の上にハイライトをのせることをオススメ。ハイライトはクリームやスティックタイプを選ぶと肌になじみやすく、ナチュラルなツヤ感が出せるという。
小顔メイクを簡単に自然につくれるプロのテクニック。気になる人はぜひチャレンジして、小顔効果を実感してみて。(フロントロウ編集部)