シンガーのクリスティーナ・アギレラが2003年のMTVビデオ・ミュージック・アワードのパフォーマンス中にマドンナとブリトニー・スピアーズがキスをしたことについて振り返った。(フロントロウ編集部)

クリスティーナが振り返るマドンナとブリトニーのキス

 MTVビデオ・ミュージック・アワードには、長年語り継がれる名場面が多数存在する。その中でも、最も人々の印象に残っているのは2003年にマドンナブリトニー・スピアーズがキスをしていたシーン。この出来事は、15年以上経った今でもMTVビデオ・ミュージック・アワードの名シーンとして紹介されることが多い。

画像1: クリスティーナが振り返るマドンナとブリトニーのキス

 そんなマドンナとブリトニーがキスをした瞬間に同じステージに立っていたクリスティーナ・アギレラが当時を振り返り、間近で2人のキスを見た時の感想をApple Musicで行なわれたゼイン・ロウとのインタビューで語った。

画像2: クリスティーナが振り返るマドンナとブリトニーのキス

 マドンナとブリトニーのキスシーンを振り返ったクリスティーナは「当時、別になんとも思わなかった。『2人の女性がキスしている』って感じだったの。当時もたいしてショックではなかったし、今でも私にとってショックは感じない。けど、彼女たちのキスはたくさんの意味があるよね」と語り、当時世界的に大きな話題になったキスシーンを近くで見ていたけれど、驚かなかったと明かした。

マドンナの作品に触れられなかった過去

 このインタビューでは、マドンナとブリトニーのキスシーン以外にも、マドンナについて語っていたクリスティーナ。

 クリスティーナは幼い頃マドンナの作品を見聞きするのを禁じられていたようで「まず自己改革の女王であるマドンナは、私にとって大きなインスピレーションのもとだった。私が小さい頃、彼女の楽曲に耳を傾けたり、ビデオを見たりすることは許されなかったの。ダメダメみたいな感じだったけれど、その後大人になって、彼女のカタログやビデオに出会い、そして彼女がメッセージを持っているという事実に気づいたの」と語り、続けて「本当にアルバムを通してイメージチェンジをしている。変わりたい、もっと頑張りたい、成長したい、自分を再発見したい、アーティストとしての自分と自分自身についてもっと多くのことを発見したいという大きなインスピレーションだった」とマドンナにかなり影響を受けたことを明かした。

 ちなみにMTV VMAのパフォーマンスではマドンナとブリトニーのキスが大きく取りあげられていたけれど、じつは、クリスティーナ・アギレラも一緒にパフォーマンスを行ないマドンナからキスされていた。しかし、テレビカメラが客席にいたジャスティン・ティンバーレイクの反応を抜いていたため、クリスティーナとマドンナのキスはそんなに話題にはあがらず、翌日のニュースでそれを見た時に「私は仲間外れにされたってことか」と思ったことをアンディ・コーエンのラジオで語った。(フロントロウ編集部)

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