DC映画のスーパーマン役でおなじみの俳優ヘンリー・カヴィルが、過去にオーディションを受けるも残念な結果に終わってしまった映画『007』シリーズのジェームズ・ボンド役への未練を語った。(フロントロウ編集部)

ヘンリー・カヴィルがジェームズ・ボンド役への「未練」を明かす

 映画『ジャスティス・リーグ』や『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』、『エノーラ・ホームズの事件簿』などの出演作で知られる俳優のヘンリー・カヴィルが、過去にオーディションに落ちた映画『007』シリーズの主人公ジェームズ・ボンド役への思いを、英GQのインタビューで明かした。

 6代目のボンドを演じる俳優のダニエル・クレイグは、11月20日(金)公開予定のシリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』をもってボンド役を卒業することを明言しており、これまで数々の名優が演じてきた次期ジェームズ・ボンド役に誰が抜擢されるのかに注目が集まっている。

 じつは、6代目ボンド役のオーディションを受けるも起用されなかった背景があるヘンリーは、「もしバーバラ(『007』シリーズのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリ)とマイク(『007』シリーズの共同プロデューサー、マイケル・G・ウィルソン)が僕に興味を持ってくれるなら、間違いなくその機会に飛びつくよ」と言うと、続けて「現時点では何も決まってない。これから起きることを我々はただ待つしかない。ただ、ボンド役をぜひ演じてみたいね。(もし叶ったら)本当に、本当に最高だと思う」とボンド役への意欲を示した。

画像: ヘンリー・カヴィルがジェームズ・ボンド役への「未練」を明かす

 また、ダニエルと競り負けた時のことを振り返り、「もっとちゃんと準備すべきだった。(スクリーンテストで)マーティン・キャンベル監督から、『ヘンリー、君はぽっちゃりしすぎてる』と言われたことを今でも忘れない。あの時の僕は、トレーニングの仕方もダイエットのやり方もわかってなかった。マーティンが指摘してくれて良かった。おかげで、僕は真実と向き合うことができたからね。(あの経験があったから)より良い自分になることができた」と、あっともう一歩のところでボンド役を手にすることができなかったのは、自身の準備不足が原因であったことを明かした。

 ちなみに、ダニエルの後釜をめぐっては、ヘンリーのほかに、イドリス・エルバやトム・ハーディなどイギリスを代表する実力派俳優の名前が候補者として挙がっているほか、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画『マイティ・ソー』でおなじみの俳優クリス・ヘムズワースが「(ジェームズ・ボンドを)演じたい」と“立候補”するなど、混戦を極めている。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.